マルタ留学ブログ

マルタマラソンについて

突然ですが、皆さんは走るのがお好きでしょうか?
正直私は、あまり好きではありません。なぜなら、走っているとき暇だからです。(笑)
不幸ながら、走ることに楽しみを見出すことができず、走っているときに何を考えたらよいのか、何を感じたらよいのか分からないのです。
しかし、走るのが好きな方は、毎日ランニングを日課にしていたり、毎年地元か何かのマラソン大会に参加して自分試しをしている方も多くいるでしょう。 なんとここマルタにもマラソン大会があるのです。 そんなわけで、今回のブログは毎年マルタで開かれるマラソン大会について少しご紹介したいと思います。 毎年、マルタでは年に一度Vodafone主催の大きなマラソン大会が開かれます。まだ私は参加したことがないのですが、昨年にはSPRACHCAFFEの日本人生徒さんがYouth部門で2位に輝いたそうです。 今年は、3月5日(日)に開催予定で、4つの種類があるそうです。 フルマラソン、ハーフマラソン、Endoウォーカソン、ノルディックウォークの4つで、フルマラソンは42.195キロと本格的です。 制限時間もあります。フルマラソンは5.5時間、ハーフは3時間45分です。それを過ぎた場合は、交通規制がなくなってしまいます。 そしてこのマラソン、参加費として去年の12月31日までに申し込めば30ユーロ、1月1日から15日の間に申し込めば40ユーロ、それ以降に申し込む場合は50ユーロになります。私は今までマラソン大会なるものに参加したことがないので少し高いように感じたのですが、これが普通なのでしょうか? また、年齢制限もあります。フルマラソンの場合、18歳以上である必要があります。そのほか三つの種目については17歳以上であると規定されています。しっかりとチェックしましょう。 コースは、古都イムディーナをスタートして標高差200メートルを下った海抜0メートルの美しい港町スリーマのフェリーターミナルにゴールする典型的なダウンヒルコース(片道コース)。 コース途中には数世紀に渡り水を運んだかつての水道橋や17世紀に騎士団長によって建てられたボルテ・ドゥ・ドム、ヨーロッパ第3位という大きなドーム教会を持つモスタの町などがあり、歴史と隣あわせに走る魅力的なマラソンコース(マルタ観光局ホームページより引用http://www.mtajapan.com/maltamarathonopening.html)となっています。
毎年4000人以上の人が参加するこのマラソン大会。 調べてみると、ダウン症や脳性麻痺などにかかってしまった身体障害者の方へのチャリティー活動の一環でもあるそうです。良心的なイベントでもあるのですね。 たまたま一緒に働いている方が毎年参加しているそうなのでいくつかインタビューしてみました。
  • Q,なぜマラソン大会に参加しようと思ったのですか
  • A,走るのが好きだから
  • Q,この大会の最大の魅力は何ですか
  • A,このマラソン大会ではただ走るだけでなく、ある人は自撮りしていたり、ある人は変装をしていたり、走る以外にも楽しいことがたくさんあります。終始黙ってしゃべって走っている人は一人もいません。(笑)
  • Q,参加するうえで大切だと思うことは何ですが
  • A,スタートラインを切ったとき、完走するのは無理と思うかもしれないが、それでもフィニッシュラインを切ったときはとても心地よい
  • Q,今の意気込みは
  • A,トレーニング不足なので少しLazyです。。今年はハーフマラソンにします。。。
変装して走るなんて日本の高校みたいですね(笑) 私自身も、フルマラソン完走は分かりませんがハーフマラソンぐらいは面白い人見たさに参加してみたくなりました。
そんな笑いあり達成感あり辛さありのマルタのマラソン、是非皆さんも参加してみてはいかがでしょうか?

Written by Shunsuke Kobayashi