シュプラッハカフェ校舎近くの有名な映画ロケ地

「あ、私ここに行ったことある!」、映画を観ている間に私たち誰もが言ったことがある、もしくは少なくとも考えたことがあることだと思います。しかし、映画はときに、私たちが期待したところと全く異なった場所で撮影されています。
私たちシュプラッハカフェの語学学校の近くで撮影された映画のロケ地を集めました。

マルタ

トロイ

Golden Bay(ゴールデンベイ)は、マルタの最も長い砂浜のビーチの1つです。 この素晴らしい入り江は完璧な映画のセットを提供しています。ウォルフガング・ペーターゼン監督の大ヒット作『トロイ』の数シーンがこちらで撮影されていることにお気づきの方も多いはず。 もちろん、実際にトロイの遺跡がある都市はトルコですが、現在ではユネスコの世界遺産に登録されているため、映画の撮影は主にマルタとメキシコで行われました。映画冒頭の船のシーンやトロイの内部を見せるシーンは、マルタで撮影されました。また、Mellieħa Bay(メリーハベイ)とMellieħa(メリーハ)の小さな街も映画のロケ地です。メリーハベイの一部は、オデュッセウス (ショーン・ビーン)が主人公のアキレス(ブラッド・ピット)にトロイとの戦争への協力を要請するシーンで見ることができます。

グラディエーター

2000年に公開された『グラディエーター』は、一部の人が予想していたように、ローマだけで撮影されたわけではありません。古代ローマの大部分はマルタのFort Ricasoli(フォートリカソリ)で撮影されました。プロデューサーは、マルタに実物の約1/3のサイズのローマのコロッセオのレプリカを作ったことでも有名です。

マルタがロケ地のその他映画

私は、マルタで撮影された映画を調べてみると、おそらく最新の映画は2016年公開の『アサシン・クリード』です。
美しい島マルタでは、その他にもたくさんの映画が撮影されています。
もしあなたがもっと多くのロケ地を訪れてみたいと思っていたら、マルタ映画ツアーがおすすめ‼どの地区がどんな映画のセットに使われたのか、実際に見に行くことができます。

ゲーム・オブ・スローンズ

最後に、マルタの魅力に魅了され、ロケ地となっているのは映画だけではありません。
日本でも放送され人気の高いテレビドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズの中の、デナーリス・ターガリエンとカール・ドロゴの結婚式のシーンはマルタのゴゾ島の有名なAzure Window(アズールウィンドウ)の前で撮影されました。有名な自然のアーチは、悲しいことに2017年3月の嵐の間に崩壊してしまいました。ファーストシーズンでタイゲリアン家の兄妹とドラスキ家のあいだに同盟を成立させた商人イーリオの住宅Verdala Palace(ヴァーダラパレス)のように、このファンタジーシリーズの多くのロケ地をマルタで見つけることができます。

フィレンツェ

ハンニバル

『ハンニバル』の映画の中での1シーン。スターリング捜査官がハンニバル・レクターから珍しい香りのする手紙を受け取リます。香りの専門家から、その香りが世界でも数少ない店舗からのみ購入できるクリームの成分によるものだと聞き、フェレンツェへと旅立ちます。 2001年の映画の中で、レクター医師(アンソニー・ホプキンス)がPonte Vecchio(ヴェッキオ橋)を渡るシーン。フィレンツェの景色が広がっています。またレクターは彼の野生的な衝動にもかかわらず、音楽や芸術の愛好家としても描かれているので、映画の中ではUffizi Gallery(ウフィッツィ美術館)も大きく扱われています。

インフェルノ

ダン・ブラウンの小説を映画化した『インフェルノ』は、フィレンツェ市との密接な連携の中で制作され、その中でロバート・ラングトンは伝染病の発生を防ぐために奔走しました。象徴学者(ローバート・ラングトン)は彼の手がかりを芸術作品から得ているため、映画を通してフィレンツェの素晴らしい芸術の趣も感じることができます。

ドイツ/フランクフルト

What a Man※日本未公開作品

ほとんどのドイツ映画はベルリンで撮影されていますが、ここ数年でフランクフルトも人気のある映画ロケ地になってきています。ドイツ映画で最もよく知られているは、おそらく2011年に公開されたマティアス・シュバイクホファー監督の「What a Man」です。物語は、30歳のフランクフルトの小学校教員アレックス・ノヴァックが恋人との関係に失敗した後、何が人を人たらしめているのかを見つけるためにさまざまなことに取り組む姿を追っています。シュバイクホファーがフランクフルトを自転車でまわる映画の始まりのシーンは、特に記憶に残ります。彼はフランクフルトの街並みの素晴らしい景色を眺めることができるEisernen Steg(鉄の橋)の上をサイクリングするなど、街の有名な場所を見てまわっているのがわかります。Palmengarten(パルメンガルテン)や、Alte Oper (old opera house)(アルテオーパー(旧オペラ座))の前にあるOpernplatz(オーペンプラッツ)、Frankfurt Eissporthalle(フランクフルトアイスリンク)、ザクセンハウゼンのSchillerschule(シーラシューレ)、そして銀行が立ち並ぶ地区の当時のKing-Kamehameha-Suite(キングカメハメハスーツ)(現在はKameha Suite(カメハスーツ))もまた、映画のロケ地になっています。スクリーン上の画にふさわしくなるよう、歌手のフィリップ・Poiselは映画のためにバラード曲の「Eiserner Steg」をレコーディングしました。 ヘッセン州の中心都市で撮影された他の映画は、ドイツのコメディ『Schlussmacher』と『Männerhort』です。

ロンドン

ハリーポッターと賢者の石

『ハリーポッター』のファンであると自負している人なら誰でも、映画シリーズのいくつかのシーンがのイギリスの首都で撮影されたことを知っています。 全てのロンドンのロケ地の中で、最も記憶に残っているのはplatform 9¾ in King’s Cross Station(キングスクロス駅9と4分の3番線プラットホーム)でしょう。
プラットホーム9と10の間には電車の線路しかありませんが、映画のファンはメインコンコースの後ろにある壁に、カートの後ろ半分が壁から突き出ている9と4分の3プラットホームの目印を見つけることができます。 『ハリーポッターと賢者の石』より、もう1つ有名なシーンはLondon Zoo(ロンドン動物園)で撮影された、ハリーとヘビ(ビルマニシキヘビ)の初めての出会いのシーンです。現在では、映画のそのシーンを記念してヘビのゲージの隣にパネルが設置されています。 しかしながら、ハリーポッターの最初の映画には、ロンドンの旧市街に見られるような、あまり有名ではないロケ地もあります。Leaky Cauldron (漏れ鍋)への曲がった入り口は42 Bull’s Head Passageにありますが、もしあなたが爆発レモネードを期待して入っていくと、がっかりするかもしれません。そこは、ただの眼鏡屋です。Diagon Alley(ダイアゴン横丁)が撮影されたのは、壮麗なLeadenhall Market(レドンホールマーケット)の角のあたりだけです。その素晴らしい建物は、ヴィクトリア時代に建てられました。

時計じかけのオレンジ

1971年に製作された、スタンリー・キューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』は、20世紀の最も物議をかもす映画の1つで、そのため2000年まで市場から回収されていました。現在では、これまでロンドンの闇(多くの暗く冷たい映画のロケ地がこれを映し出しています)をテーマに制作された映画の中で、最も優れた映画の1つと考えられています。 全てのシーンが、ロンドンか、もしくはその近郊で撮影されました。 主人公のアレックス(マルコム・マクダウェル)がレコードショップを訪れる、1つの印象的なシーンはChelsea Drugstore(チェルシー・ドラッグストア)で撮影されています。当時、非常に近代的なショッピングセンターだったチェルシー・ドラッグストアはローリングストーンズの「You Can’t Always Get What You Want」の曲の中でも言及されていました。残念ながら、現在その建物は、目立たないマクドナルド(もしくは地元の人々がマクシードと呼んでいる)となっています。
カラフルなレコードショップとは対照的に、映画の大部分は冷たく灰色の背景で撮影されています。当時建てられていたブルタリズム建築の中から理想のロケ地を見つけることは、キューブリック監督には困難でした。アレックスが住んでいた「Municipal Flatblock 18a(市営団地ブロック18A)」のために、キューブリック監督はロンドン南東のWoolwich(ウールウィッチ)近くの広大な団地で撮影することにしました。 最も忘れがたいシーンの1つは、薄汚い歩行者用の地下道の中で酔っ払ったところを発見された罪のないホームレスの男性を、アレックスと彼の不良仲間「ドルーグ」が襲ったところに関係しています。これは、Wandsworth Bridge(ウォンズワース橋)の南端にあるYork Road Roundabout(ヨークロードのラウンドアバウト)の下にある複雑に入り組んだ地下道の中で撮影されました。 後に、ロンドンの最も壮大な橋の1つで、間違いなく最も伝統的な映画ロケ地の1つであるAlbert Bridge(アルバート橋)で撮影されたシーンの中で、浮浪者は復讐します。

ニューヨーク

タクシードライバー

ニューヨークで撮影された最高の映画だと多くの人に讃えられる『タクシードライバー』は、深い闇に包まれた1970年代ニューヨークの暗黒街を完全にとらえていました。主人公のトラヴィス・ビックル(イエローキャブの夜シフトで働く、若いベトナム帰還兵)をロバート・デ・ニーロが演じています。ビックルの社交性に欠ける部分と不眠症、夜のニューヨークの腐敗した現実。周囲で起きる犯罪や社会の退廃ぶりは、何か行動を起こすようにと彼を駆り立てるようになりました。 映画の大部分は、ビックルがニューヨークの近接する地区Greenwich Village(グリニッジ・ビレッジ)とHell’s Kitchen(ヘルズ・キッチン)を通り抜ける様子を映していますが、マーティン・スコセッシ監督は広く知れ渡っている場所をほとんど避けました。しかしながら、1つ認識できるロケ地は、ビックルが政治家を撃つ計画を成功させた場所であるColumbus Circle(コロンバスサークル)です。ビックルが玄関先で売春婦のヒモ(ハーヴェイ・カイテル)を撃ったシーンも含まれる、最も物騒なシーンは、現在では70年代よりもはるかにきれいになったEast 13th Street(東13番通り)で撮影されました。特定の場所を除いて、ネオンライトの一定の点滅は、眠らない街の眠れない人々を見事に映像化しています。

パリ

アメリ

『アメリ』(2001)は、フランスの首都で最も讃えられる映画の1つです。パリの有名なランドマークの多くを、その他のあまり知られていない古風で趣のある場所とともに、映画の中で少なくとも1度は発見できます。 尊きNotre Dame Cathedral (ノートルダム大聖堂)は、アメリ(オドレイ・トトゥ)の母親がその塔から落ちてくる観光客によって殺された映画冒頭のシーンで登場しました。 しかしながら映画の大部分は、市街地の中心部に近接しているにもかかわらず、絵に描いたようなフランスの小さな村に似ているMontmartre(モンマルトル)地区の中で撮影されました。映画の始まりのシーンでは、周辺の区域がその名前を有する丘、モンマルトルの頂上にそびえ立つ美しいSacré-Cœur Basilica(サクレ・クール寺院)の、すぐ後ろにある石畳のrue Saint Vincent(セント・ヴィンセント通り)とrue des Saules(ソール通り)の趣のある場所をハエがブンブン音を立てて飛び交っている情景を見せています。それは、後にアメリがGare de l’Est(パリ東駅)の構内中に写真を落としていった男性を見つけるために青い矢印の道を作っていく、サクレ・クール寺院に至るまでの道のりです。 アメリのアパートの入り口は55 rue des Trois Freres(トロワ・フレール通り)にあり、彼女が買い物する食料品店Au Marche de la Butte(オ・マルシェ・ドゥ・ラ・ビュット)も同じ通りにあります。近くには眺めのよいメトロの駅Lamarck-Coulaincourt(ラマルク・コランクール駅)があります。ここは、アメリが盲目の男性にrue Lamarck(ラマルク通り)のお店で売られている美味しい料理について説明した場所です。アメリの映画ファンたちの多くが見たい場所は間違いなく、彼女が働いていたアールデコ調の快適なカフェ、Café des Deux Moulins(カフェ・デ・ドゥ・ムーラン)でしょう。実際にある本物のカフェで15 rue Lepic(住所:ルピック通り15)で見つけることができます。また、そこのクリームブリュレは映画にちなんで名づけられています。 村のようなモンマルトル地区から離れて、アメリはLatin Quarter(ラテンクウォーター)地区のwhere rue Mouffetard meets rue Clovis(ムフタール通りがクロービス通りに交差する場所)の電話ボックスの中で「ブルトドー」を探します。そして、アメリは壮大なLouvre(ルーブル美術館)の横にあるPont des Arts(ポン・デ・ザール)を横切っている間、愛と人類を助けるための衝動で満たされます。

今回は、私たちシュプラッハカフェの近くにある映画ロケ地をご紹介いたしました。
もし、あなたが今旅行への気持ちを高めているなら、上記の都市にある私たちの語学学校に出発して、そしてすぐに映画のロケ地を訪れてみてください。
きっと、あなたはこのブログの中には載っていないその他の場所も見つけられるでしょう!

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