4月のマルタ
こんにちは! シュプラッハカフェ マルタ校インターン生のKanoです☺ 今日は、4月のマルタについてお話していきます。

◆初めてのサマータイム

まず、このブログで最初にお伝えしたいのがサマータイムについて!
通常の日本とマルタの時差は-8時間ですが、サマータイム期間中は-7時間になります。 サマータイムは日本ではあまり馴染みがありませんが、1年のうち夏を中心とする時期に太陽が出ている時間帯を有効に利用する目的で、このように標準時を1時間進める制度のことです。
(※EU諸国では健康への悪影響と省エネ効果が低いことを理由に、サマータイム廃止の方向で議論が進んでおり、シュプラッハカフェの本部があるドイツでは2019年を最後に廃止されます。) マルタでは、今年は3月31日(日)の午前2:00にサマータイムが始まりました。
このときにiphoneやスマホは自動的に時間の調整をしてくれていました!! しかしながら、サマータイムのことが頭になかった私は3/31の朝、出かけようと腕時計を手にしたところ、iphoneの時間より腕時計の時間が1時間が遅れていることに気づき、とても焦りました。なぜなら、時計の故障を疑ったからです(笑)
その後、出先から戻ってフラットでゆっくりしているとフラットメイトがサマータイムが始まったことを教えてくれ、「だから私の腕時計が1時間遅れていたわけか!」 と納得し、安心しました。
3月下旬に滞在される方は、サマータイムに切り替わった際に時計の調整をされることを頭に入れておくと安心ですね! ということで、サマータイムによって時間が1時間進んだため、4月に入ってからは19:30~20:00前くらいまで外が明るくなりました。
太陽が出ている時間が長くなったので、明るいうちに外で活動できる時間が長くなり、なんだか得をした気分になりました! ただし、時間が1時間早まるということは想像以上に身体にこたえて、1週間くらい睡眠不足のような感覚が続きました。
今振り返ってみると、Jetlag(時差ボケ)みたいな感覚だったのかもしれないなあと思っています。 ちょっと身体はきつかったけど、面白い体験ができてとても嬉しいです♪ 次に、時間が調整されるのは10月27日(日)の午前3:00のサマータイムが終了するときです。このときも時計の調整はお忘れなく!笑 そして、もし私がこの瞬間マルタにいたら、きっと携帯で時間が変わる様子を確認するんだろうなあ。フフフ!

◆気候とおすすめの過ごし方

4月のマルタは路上や畑に花が咲き始めて、春を感じる季節でした。また、お散歩やハイキングにもちょうどよい気候です。 私はたまに学校のあるPembroke(ペンブルック)からマルタ1番の繁華街Sliema(スリーマ)まで約50分の距離をお散歩をしています!
また、先日はマルタ島で1番標高の高いDingli Cliffs(ディングリクリフ)という場所に行ってきました!
ハイキングのつもりで、Dingli Cliffsから少し離れたバス停で降りて20分程歩きましたが、なだらかな坂道だったのでそんなにきついこともなく、お散歩気分で楽しめました♪
そして、到着した先に待っていたのはこんな絶景です!!
地中海に沈んでいく幻想的な夕日。なにか心が洗われるような不思議な力を感じました。
Dingli Cliffsは、ガイドブックであまり大きく扱われてはいませんが素敵な景勝地で、穴場の観光スポットだと思います!
みなさんも是非、サンセットの時間を狙って足を運んでみてください。   さて、4月も下旬になると、気温が20℃前後になる日も多くなり、徐々に学校内のプールに入る生徒さんも出てきました。
また、プールサイドのビーチチェアには水着やビキニ姿でリラックスしたり、トランプや読書をして楽しむ生徒さんたちも多く見られるようになりました 。
私は今月はまだプールに入るにはまだ少し寒いかなと感じていますが、来月にはトライしてみようと思っています!!
一方で、4月は気温が安定せず寒暖差が激しい時期でもありました。
3月中旬から4月中にかけて体調を崩されている生徒さんも多かった印象です。
実際に、私のいるオフィスにも『病院を紹介してほしい』や『薄手の服しかもって来ていないからジャケット類を買えるお店を教えてほしい』といった相談をしに来られる生徒さんもいらっしゃいました。
このため、春先に滞在を検討されている方には薬やのど飴などを多めに持参し、調整のしやすい服装を持参されることをおすすめします!

◆4月のイベント情報

今月も2つのイベントをご紹介したいと思います! まず1つ目!みなさんは「Easter(イースター)」をご存知でしょうか?
なんとなくカラフルな卵のイメージが浮かんでくるかと思いますが、日本ではあまり馴染みのない日ですよね。 Easterはイエス・キリストの復活祭で、十字架に磔(はりつけ)にされたイエスが3日後に復活したことが起源となっており、現代ではイースターエッグを飾り付けたり、家族で集まってご馳走を食べたりとイエスの復活と共に春の訪れをお祝いしています。 マルタをはじめヨーロッパやアメリカなどのキリスト教世界ではとても大事な日なのです☺
また、ヨーロッパでは、Easterの期間に休暇を取って旅行に出かける人も多いようで、この週はシュプラッハカフェ本社のあるドイツやその他のヨーロッパの国からの生徒さんが増えた印象です。(ちなみに、日本からもGWの10連休を利用して1・2週間の短期留学に来られた方がいらっしゃいました!)
  そして、2つ目にご紹介するイベントは、毎年4月末に開催されている「マルタ国際花火大会」! 数日間に分けて、ゴゾ島や首都のValletta(ヴァレッタ)で開催されており、私は友人たちと一緒にVallettaの花火大会を観に行ってきました。 イベント自体は21時から始まったのですが、21時にはすでに人が多くてなかなかメイン会場までは近づけない状況で私たちは少し離れたところから観ることになりました。
メイン会場では、ブラスバンドが演奏して、照明でThree cities(スリーシティーズ)の方を照らしたり、音楽と光を融合させた素敵なイベントをしていたようです。
肝心の花火はというと、VallettaとThree cities の間の湾から打ち上げられていました。
21時~22時半くらいまでは5~10分間隔で2・3発ずつ上がるという形でしたので、花火と花火の間隔が開きすぎて正直途中で飽きてしまいました・・・。笑
しかし!22時半をまわってから始まったグランドフィナーレは、日本の花火大会のように連続して大きな花火が打ちあがり、その迫力に圧倒されました!! ちなみに私たちは帰りの交通渋滞やバスの混雑を回避するために少し早めに会場を後にしていたので、Vallettaの入り口の噴水あたりからフィナーレの雰囲気を楽しみました。 Vallettaの素敵な建物と花火を一緒に見ることができて、これはこれでマルタならではの雰囲気を感じられて、よかったな~と思います!
いかがでしたか? 4月のマルタは日照時間もずいぶん長くなり、人々がさらに活動的になっていく季節だったかと感じます!
今月もマルタの魅力がみなさまに伝わっていたら幸いです!

Written by Kano Tsuchiya

自己紹介

はじめまして、マルタ校インターン生のKanoです。
2018年夏の10週間短期留学とクリスマスシーズンの弾丸旅行を経て、2019年3月よりインターン生としてマルタに戻って参りました!
28歳になるまで九州以外に住んだことのなかった私ですが、今回は7ヶ月滞在予定。
30代以降の人生をさらにワクワクしたものにするべく、大好きなマルタで毎日奮闘中!!