マルタでの6か月間のインターン生活を振り返って

  Hey guys!  マルタ校インターン生のKokiです。 今回は私が投稿させて頂く最後の記事となります。 2020年12月からスタートした半年間のインターン業務も、気が付けば終わりを迎えてしまいました。 今回は、私がシュプラッハカフェマルタ校にて過ごした9か月間を振り返りつつ、海外就職までの過程をお伝えしたいと思います!
学校の様子はInstagramにも投稿しているので、そちらも是非ご覧下さい!  
私は高校を卒業後、約7年間飲食店にて勤務していました。 大変ながらも充実した毎日でしたが、25歳を迎える直前に「自分の本当にやってみたいことって何だろう?」と少しずつ考えるようになり、 真っ先に思いついたことが海外に行くことでした。 日本とは全く違う文化の国で、たくさんの人の価値観を知り、視野を広げたい。 旅行ではなく、ある程度の期間海外に住むという体験をしてみたい。 自分の思いをエージェントの方に伝えた際、勧めていただいたのがマルタ共和国でした。 「留学から帰ってから、またどうするか決めよう」 思い切って仕事を退職し、2020年3月、世界各地でコロナが流行りだした時期に日本から飛び立ちました。   シュプラッハカフェにて生徒として過ごした3か月間は、私にとって人生の夏休みのようなものでした。
毎日が新鮮で新しく、かけがえのない友人と夜中まで語り明かしたり、 見たこともないような美しい海で歌って踊ってお酒を飲んで遊びまわり。
帰国の日は友人たちと涙をこらえきれずに別れを惜しんだことを今でも鮮明に覚えています。 留学前は帰国後、日本で就職を予定しておりましたが、 留学生活を終えてからどうしてもマルタに戻りたい気持ちが抑えきれず現地での就職を検討し始めます。 そんなとき、シュプラッハにいた友人から日本人インターン生を募集しているとのお話しを聞きました。 前回のブログ「初めての留学生活で大ピンチ?!10日間の強制隔離生活

でもご紹介させて頂いたのですが 生徒としてシュプラッハに滞在していた際、当時のインターン生の方に大変お世話になったことが印象深く、 大好きなシュプラッハで、今度はインターン生として誰かの助けになる存在になりたい。 そんな思いから勇気を出して応募させて頂きました。 自分の英語力で採用して頂けるかとても不安でしたが、元々生徒として滞在していたこともあり快く迎え入れて頂きました。
日本で半年間を過ごしたのち、 2020年12月にまたマルタに戻って来たときの実家や故郷に戻ってきたような、温かく懐かしい感覚。 あの気持ちは今でも忘れられません。
インターン生として日本人の生徒さんのサポートや通訳、 SNSを活用したWebマーケティングなどの業務に携わらせて頂きました。 午前中は生徒の皆さんと一緒に授業を受講し午後からインターン業務を開始、 といったタイムスケジュールで、慣れるまでは覚えることも多くとても大変でしたが今振り返ってみるといい思い出です。 今までの職種とは異なる業務で戸惑うことも多々ありましたが、 温かく優しいスタッフのみなさんにサポートして頂き徐々に慣れていくことができました。 半年間のインターン生活を通して本当に多くのことを学ばせて頂きましたが、 今回のインターン業務を通して得たものはたくさんの人ととのご縁に恵まれたことだと感じています。
インターン業務を始めた当初、私の英語力はギリギリB1(中級レベル)で何とか日常会話を行えるレベルでしたが、 様々な業務を通して最終的にはB2(中の上級レベル)に上げることができました。 生徒として滞在していた頃A1-A2(初級レベル)から始まり、 すらすらと会話できる他の生徒さんたちを憧れの目で見てきましたので、 今こうしてオフィスにて英語での雑談を楽しみながら業務出来ていることが信じられない気持ちでいっぱいです。 そしてインターン期間中就職活動に励み、マルタの企業から内定を頂くことができました! 内定を得るまでに面接練習に付き合ってくれた友人たち、CVを添削してくださったスタッフの方、 本当にたくさんの方の協力があって実現することができました。
マルタにてすでに英語での業務を経験していたことも内定に大きく繋がったことかと思いますので、 シュプラッハカフェにて勤務させて頂けて本当に光栄で、嬉しく思っております。   初めてマルタで働きたいと考え始めてからちょうど1年。 自分の英語力の無さに落ち込み、挫けそうになった時もたくさんありましたが、 諦めずに努力し続けて良かったなとしみじみ感じます。   大好きなシュプラッハでのインターン業務が終了してしまうのは寂しいですが、 今後も引き続きマルタにて生活をしていくので仕事が落ち着いたころまた生徒として英語を学びに来たいと思っています。     私のインターン業務は生徒さんのサポートが主な内容でしたが、 私自身、生徒のみなさんやスタッフの方々に助けていただいたおかげで 様々な困難を乗り越えることができました。   シュプラッハカフェでの留学・インターン生活は、私の人生を大きく変えた経験であったと思います。
マルタを紹介して下さったエージェントの方、 いつも支えて下さったスタッフの皆さん、 楽しい時間を共有してくれた友人たち、 この留学に関わって下さった全ての方に感謝。     留学を検討されている方へ、 留学は時間も費用も掛かるため決断に悩まれる事かと思います。 私もコロナ禍での渡航の不安や、 退職する事への葛藤、高卒で最後に英語を学んでから8年間期間が空いてしまっていたこと、英語を学んで将来活用できるのか、など渡航前には悩みが尽きませんでした。   しかし私からはぜひみなさんに留学に来て頂くことをおすすめ致します。 たくさんの国籍の方と英語を通して触れ合い、知らなかった文化や価値観に触れる事は一生の財産になると思いますし、 世界の国々や日本への考え方・捉え方が変わる切っ掛けにもなるのではないでしょうか。   どのような目的で、どのような留学生活を過ごされるかは人それぞれですが、最高の留学生活を一人でも多くのみなさんに体験して頂きたいと強く願っています。     6ヶ月間、ご愛読いただきありがとうございました! 世界のどこかでまたお会いいたしましょう。

Written by Koki Hashiyada