海外でアラビア語を学ぶ | 大学生・社会人・シニアのアラビア語留学

アラビア語は世界で5番目に話者数の多い言語で、母語話者は約3億1,000万人、話者数は約4億2,200万人にのぼります。また、国連の6つの公用語のひとつでもあります。

アラビア語学習では、まずアラビア文字や発音を学び、現代標準アラビア語(MSA)の基礎を身につけます。

日常会話ではモロッコ方言「ダリジャ」など、地域ごとの方言を学んでいきます。

シュプラッハカフェは、1983年創業。世界各国で語学学校を運営し、一人ひとりの目的や語学レベルに合わせた多彩な留学プログラムを提供しています。

グローバルな言語

世界で約4億2,200万人が話す言語で、アラブ連盟22か国の公用語。国連の6つの公用語のひとつでもあります。

文化・旅行

現地の看板を読んだり、地元の人と会話したり。アラビア語が分かると、歴史や文化をより深く理解することができます。

キャリアの可能性を広げる

欧米のビジネス市場では、アラビア語は需要の高い外国語のひとつ。アラビア語を身に着けることが、キャリアにおける大きな強みになります。

語学力を証明する修了証

コース修了時には、CEFRに基づく語学レベルを記載した修了証を発行します。身につけた語学力を形として残すことができ、進学や就職にも役立ちます。

アラビア語を学ぶメリット

アラビア語は、話者数の多さ、国際的な重要性、豊かな文化、そして高い経済的価値を兼ね備えた世界的な言語です。中東・北アフリカ(MENA)地域では、2024年のGDPが合計4兆米ドルを超えており、アラビア語は広い地域で使われています。

また、アラビア語は国際的にも重要性の高い言語として位置づけられています。

アメリカ国務省の「Critical Language List(重要言語リスト)」にも含まれており、外交や安全保障などの分野で重視されています。欧米ではアラビア語を流暢に話せる人材が比較的少ないため、就職やキャリアにおいて大きな強みになる可能性があります。

仕事では、エネルギー、金融、外交、国際機関、ジャーナリズム、人道支援など、さまざまな分野でアラビア語が活かされています。

さらに、アラビア語を学ぶことで、イスラム文化や古典文学、アラブ世界のメディアなど、翻訳だけでは得られない豊かな文化や知識に直接触れられるようになります。イスラム教の礼拝言語でもあり、世界中の19億人以上のイスラム教徒にとって文化的・宗教的に重要な言語です。

アラビア語は本当に難しい?

日本人にとって、アラビア語は最初は難しく感じやすい言語です。特に、独特の文字や発音が大きなハードルになります。一方で、仕組みを理解すると、規則性があり、論理的に学べる言語でもあります。

専門的な語学力を身につけるには約2,200時間の学習が必要とされています。ただし、日常会話レベルなら、もっと短い期間でも到達できます。まずはアラビア文字と発音を身につけ、毎日少しずつ練習を続けることが上達のポイントです。

アラビア文字と文字体系

アラビア語は28の子音字を持ち、右から左へ書きます。文字は単語の最初・中央・最後など、位置によって形が変わります。

一見複雑に見えますが、ルールは一貫しています。文字の形を覚えれば、意味が分からない単語でも、書かれた文字を見て発音できるようになります。

アラビア語の発音

アラビア語には、日本語にはない独特の音がいくつかあります。最初は難しく感じるかもしれませんが、規則性があるため、練習すれば少しずつ身につけられます。

また、簡単な挨拶や感謝の言葉を覚えるだけでも、現地の人との距離を縮めるきっかけになります。「アッサラーム・アライクム(こんにちは/あなたに平安がありますように)」や「シュクラン(ありがとう)」など、基本的な表現から始めてみましょう。

語根とパターンの仕組み

アラビア語の大きな特徴のひとつが、3つの子音からなる「語根」をもとに、関連する単語が作られる仕組みです。

例えば、k-t-b(書く)という語根から、kataba(彼は書いた)、kitāb(本)、maktab(オフィス)、maktaba(図書館)、kātib(作家・書き手)など、意味の関連するさまざまな単語が生まれます。

この仕組みを理解すると、ひとつの語根から複数の単語を関連づけて覚えられるため、語彙を効率よく増やせるようになります。

現代標準アラビア語と方言

アラビア語には、用途に応じて異なる2つの言語形態が使われる「ダイグロシア(diglossia)」という特徴があります。

現代標準アラビア語(Modern Standard Arabic/Fusha)は、22のアラブ連盟加盟国で、メディア、教育、文学、公式文書などに使われる共通の標準語です。

一方、アーンミーヤ(Ammiyya)と総称される方言は、日常会話で使われます。地域によって大きく異なり、遠く離れた地域の話者同士では、意思疎通のために現代標準アラビア語を使うこともあります。

また、古典アラビア語はコーランや古典文学で使われる言語で、現代標準アラビア語の歴史的な基礎となっています。

言語・方言主な使用地域・場面特徴
現代標準アラビア語(Fusha)メディア、文学、教育、公式の場など、アラブ諸国全域共通の標準語。読み書きやフォーマルな場面の基礎
古典アラビア語コーラン、古典文学現代標準アラビア語の歴史的基礎
エジプト・アラビア語エジプト、アラブ圏のメディア約1億人が話し、最も広く理解されている方言
レバント・アラビア語レバノン、シリア、パレスチナ、ヨルダン約5,000万人が話す
湾岸アラビア語サウジアラビア、UAE、カタール、クウェートなど湾岸諸国で使われる方言
モロッコ・ダリジャモロッコベルベル語、フランス語、スペイン語の影響が強い

まずは標準アラビア語から

アラビア語を学ぶときは、現代標準アラビア語(Fusha)を学んでから、地域の方言を身につけるのが実践的な学習方法です。

現代標準アラビア語を学ぶことで、アラブ世界のどこでも通用する読み書きやメディア、フォーマルなコミュニケーションの基礎を身につけられます。そのうえで、日常会話では滞在する地域の方言を学ぶのがおすすめ。

例えば、カイロならエジプト・アラビア語、ベイルートやダマスカスならレバント・アラビア語、リヤドやドバイなら湾岸アラビア語、ラバトやマラケシュならモロッコ・ダリジャが使われています。

アラビア語が公用語の国と地域

アラビア語は、中東・北アフリカを中心とするアラブ諸国で広く使われています。

地域公用語としての位置づけ母語話者数
エジプト北アフリカ公用語約1億1,000万人
スーダン北・東アフリカ公用語約4,500万人
アルジェリア北アフリカ公用語(タマジグト語と併用)約4,400万人
イラク中東公用語(クルド語と併用)約4,300万人
モロッコ北アフリカ公用語(アマジグ語と併用)約3,700万人
サウジアラビアアラビア半島公用語約3,600万人
イエメンアラビア半島公用語約3,400万人
シリアレバント地域公用語約2,200万人
ソマリアアフリカの角公用語(ソマリ語と併用)約1,800万人
チュニジア北アフリカ公用語約1,200万人

モロッコでアラビア語を学ぶ

モロッコでアラビア語を学ぶと、市場やカフェ、街中など、日常生活の中で実際にアラビア語を使う環境に身を置くことができます。自然な会話を日々聞くことで、リスニング力や会話への自信も身につきます。

モロッコは語学留学先としても人気があり、2024年には約1,740万人の外国人観光客が訪れました。ヨーロッパの主要都市からカサブランカ、ラバト、マラケシュ、タンジェなどへの直行便もあり、海外からアクセスしやすいことも魅力です。

実際に現地に行くと、観光や教育の分野では英語にも対応しており、フランス語やスペイン語も広く使われています。

語学学校シュプラッハカフェでは、モロッコの首都ラバトで18歳以上の大人向けのアラビア語コースを開講しています。

授業では現代標準アラビア語を中心に学びながら、ラバトでの生活を通してモロッコ・アラビア語(ダリジャ)にも自然に触れることができます。

ラバト校ではフランス語も学べるため、留学中にアラビア語とフランス語の両方を学ぶことも可能です。

モロッコ・アラビア語「ダリジャ」

ダリジャは、モロッコの日常生活で使われるアラビア語です。

現代標準アラビア語や中東のアラビア語方言とは異なり、ベルベル語(アマジグ語)、フランス語、スペイン語などの影響を強く受けています。

例えば、「トラック」を意味する kāmiyo はフランス語の camion に由来し、「たくさん」を意味する bezzaf はマグレブ地域で特徴的な表現です。

ラバト校では、まず現代標準アラビア語を基礎として学び、現地での交流を通してダリジャを自然に身につけていきます。

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基本的には、現代標準アラビア語を学んでから、日常会話のために方言を学ぶのがおすすめです。

現代標準アラビア語(MSA)は、22のアラブ連盟加盟国でメディア、文学、教育、公式なコミュニケーションなどに使われており、アラビア語の読み書きやフォーマルな場面の基礎となります。

一方、日常生活では地域ごとの方言(Ammiyya)が使われます。

  • モロッコ:モロッコ・ダリジャ。ベルベル語、フランス語、スペイン語の影響が強いのが特徴です。
  • エジプト、スーダン、アラブ圏のメディア:エジプト・アラビア語。映画やテレビ番組を通じて、アラブ世界で広く知られています。
  • レバント地域(レバノン、シリア、パレスチナ、ヨルダン):レバント・アラビア語
  • 湾岸地域(サウジアラビア、UAE、カタール、クウェート):湾岸アラビア語

シュプラッハカフェ・ラバト校では、現代標準アラビア語を基礎として学びながら、日常生活を通してモロッコ・ダリジャにも触れられます。

アラビア語にはいくつかの形があります。

  • 現代標準アラビア語(MSA / Fusha):22のアラブ連盟加盟国で、メディア、文学、教育、公式な場などに使われています。学術、ビジネス、国際的なコミュニケーションなど、幅広い場面で役立つ標準的なアラビア語です。
  • 古典アラビア語:コーランや古典文学で使われるアラビア語で、現代標準アラビア語の基礎となっています。宗教や歴史を専門的に学ぶ場合に重要です。
  • 話し言葉の方言(Ammiyya):市場や家庭、街中など、日常会話で使われます。地域によって異なり、カイロではエジプト・アラビア語、ベイルートやダマスカスではレバント・アラビア語、リヤドやドバイでは湾岸アラビア語、ラバトやマラケシュではモロッコ・ダリジャが使われています。

モロッコでアラビア語を学べば、市場やカフェ、街中など、実際の日常生活の中でアラビア語に触れることができます。授業で学んだ知識を日常生活ですぐに使えるため、リスニング力や会話への自信も身につきやすくなります。

モロッコでアラビア語留学がおすすめの理由はたくさんあります。

例えば…

  • 外国人にも過ごしやすい環境:観光や教育の分野では外国人への対応が整っています。
  • フランス語やスペイン語も広く使われている:ヨーロッパからの留学生にも比較的馴染みやすい環境です。
  • アクセスしやすい:カサブランカのムハンマド5世国際空港を経由して、ヨーロッパの主要都市からアクセスできます。
  • MSAとダリジャの両方に触れられる:メディアやフォーマルな場面ではMSA、日常生活ではダリジャが使われています。
  • 豊かな文化遺産:フェズ、マラケシュ、メクネス、ヴォルビリスなど、ユネスコ世界遺産に登録された歴史的な場所があります。ラバトにもハッサン塔などの見どころがあります。
  • ビザなしで滞在できる国籍が多い:日本を含む多くの国のパスポート保持者は、条件を満たせば90日以内の滞在でビザが不要です。

ビザの要件は、国籍や滞在期間によって異なります。

ビザ免除対象国:日本、EU加盟国、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど、多くの国の国籍者は、条件を満たせば最長90日間ビザなしで滞在できます。

90日を超えて滞在する場合:滞在許可(carte de séjour)が必要になる場合があります。

最新の情報は、モロッコの大使館・領事館などでご確認ください。