スペイン語の主語代名詞

主語代名詞とは、「私」「あなた」「彼」「彼女」など、動作を行う人や物を表す言葉です。

スペイン語では、動詞の活用が主語によって変化するため、それぞれの主語に対応した代名詞があります。

また、スペイン語では主語を省略することが多いのも大きな特徴です。

このページでは、スペイン語の主語代名詞の一覧や使い方、敬称表現について解説します。

スペイン語の主語代名詞一覧

人称単数複数
1人称yo(私)nosotros / nosotras(私たち)
2人称(親しい相手)tú(あなた)vosotros / vosotras(あなたたち ※主にスペイン)
2人称(丁寧)usted(あなた)ustedes(あなた方)
3人称él / ella(彼・彼女)ellos / ellas(彼ら・彼女ら)

nosotros・vosotros は男性または男女混合グループ、nosotras・vosotras は女性だけのグループで使われます。

「tú」と「usted」の違い

スペイン語では、「あなた」にあたる表現を相手との関係によって使い分けます。

家族や友人、同年代など、親しい相手に使います。

usted

初対面の相手や年上の方、接客やビジネスなど、丁寧に話したい場面で使います。

複数形の違い

スペインでは、

  • vosotros(親しい相手)
  • ustedes(丁寧な相手)

を使い分けます。

一方、中南米では、ustedes が親しい相手にも丁寧な相手にも使われるのが一般的です。

主語は省略できる

スペイン語では、主語代名詞を省略することがよくあります。

これは、動詞の活用だけで誰が動作をしているか分かるためです。

例えば、

Hablo español.
私はスペイン語を話します。

この文では yo がなくても、「hablo」という動詞の形から「私」が主語だと分かります。

もちろん、

Yo hablo español.

と言っても間違いではありませんが、主語を強調したい場合に使われることが多くなります。

例えば、

Yo hablo español, pero él no.
私はスペイン語を話しますが、彼は話しません。

このように、比較や強調をしたいときに主語代名詞が使われます。

覚え方のポイント

スペイン語では、まず主語代名詞よりも動詞の活用を覚えることが大切です。

会話では主語が省略されることが多いため、動詞の形から「誰のことを話しているのか」を判断できるようになると、自然なスペイン語に近づきます。