スペイン語の指示詞(Demonstratives) | 使い方・例文・「este・ese・aquel」の違い
スペイン語の指示詞(Demonstratives)は、「この」「その」「あの」のように、人や物との距離を表すための単語です。英語では this と that が基本ですが、スペイン語には話し手・聞き手との距離によって3段階に分けるという特徴があります。
また、指示詞は名詞の前に置き、名詞の性(男性・女性)と数(単数・複数)に一致させる必要があります。
距離による3つの使い分け
スペイン語の指示詞は、話し手・聞き手との距離によって次のように使い分けます。
| 距離 | 男性単数 | 女性単数 | 男性複数 | 女性複数 | 意味 |
|---|---|---|---|---|---|
| 話し手の近く | este | esta | estos | estas | この・これらの |
| 聞き手の近く | ese | esa | esos | esas | その・それらの |
| 話し手・聞き手の両方から遠い | aquel | aquella | aquellos | aquellas | あの・あれらの |
- Este libro.
この本 - Esa mesa.
そのテーブル - Aquellas montañas.
あの山々
aquel は、話し手と聞き手のどちらからも離れた場所にあるものを指します。英語ではどちらも that ですが、スペイン語では距離によって表現が変わります。
中性形(Neuter Demonstratives)
esto・eso・aquello は中性形の指示詞です。
これらは物の名前が分からない場合や、出来事・状況・考えなど抽象的な内容を指すときに使います。
| 中性形 | 用法 |
|---|---|
| esto | これ |
| eso | それ |
| aquello | あれ |
- ¿Qué es esto?
これは何ですか? - Eso no es verdad.
それは本当ではありません。
中性形は性・数による変化がなく、名詞の前には置きません。
例えば、目の前にある物の名前が分からないときや、直前に話した内容全体を指す場合によく使われます。