スペイン語の未来形 | 「~するつもり」「~するだろう」の使い分けを解説

スペイン語で未来の出来事を表す方法はいくつかありますが、日常会話で最もよく使われるのは「ir + a + 動詞の原形」を使った「~するつもり」「~する予定」の表現です。

教科書では未来形の活用が紹介されますが、ネイティブスピーカーは会話の中で 「ir a + 不定詞(近接未来)」 を頻繁に使います。

このページでは、スペイン語の代表的な3つの未来表現を紹介します。

  • 近接未来(ir + a + 動詞)
  • 単純未来形(未来形)
  • 未来完了形

近接未来(Futuro Próximo)

~するつもり」「~する予定」「もうすぐ~する」を表す、日常会話で最もよく使われる未来表現です。

現在形の ir(行く)a と動詞の原形を組み合わせて作ります。

作り方

ir(現在形)+ a + 動詞の原形

主語例(hablar:話す)

yo

voy a hablar

vas a hablar

él / ella

va a hablar

nosotros

vamos a hablar

vosotros

vais a hablar

ellos

van a hablar

例文:

Voy a estudiar esta noche.
今夜勉強する予定です。

Vamos a viajar a España el próximo verano.
来年の夏、スペインへ旅行する予定です。

Va a llover.
雨が降りそうです。

単純未来形(Futuro Simple)

単純未来形は、

  • 将来の予定
  • 予測
  • 約束
  • 意志
  • フォーマルな表現

などで使われます。

近接未来より少し改まった印象があり、ニュースや文章でもよく見られます。

未来形は、不定詞にそのまま語尾を付けます。

主語hablar
yohablaré
hablarás
él / ellahablará
nosotroshablaremos
vosotroshablaréis
elloshablarán

例文:

Hablaré con él mañana.
明日、彼と話します。

Te ayudaré.
あなたを手伝います。

Lloverá esta tarde.
今日の午後は雨が降るでしょう。


よく使われる不規則動詞

未来形では、多くの動詞は規則的に活用しますが、使用頻度の高い動詞には語幹が変化するものがあります。

不定詞語幹
tenertendr-
venirvendr-
salirsaldr-
ponerpondr-
hacerhar-
decirdir-
quererquerr-
poderpodr-
sabersabr-
haberhabr-

例文:

Tendré tiempo mañana.
明日は時間があります。

Haré la cena.
夕食を作ります。

Querrán saber la verdad.
彼らは真実を知りたがるでしょう。

未来完了形(Futuro Perfecto)

未来完了形は、未来のある時点までに完了している動作を表します。

また、「きっと~しただろう」という推量を表すこともあります。

作り方

haber(未来形)+ 過去分詞

例文:

Para mañana, habré terminado el proyecto.
明日までには、そのプロジェクトを終えているでしょう。

Para cuando llegues, ya habremos cenado.
あなたが着く頃には、私たちは夕食を済ませているでしょう。

推量を表す例:

Habrá llegado ya.
彼はもう到着しているでしょう。

Habrán salido hace una hora.
彼らは1時間ほど前に出発したのでしょう。

スペイン語の未来形に関するよくある質問

単純未来形(Futuro Simple)は、動詞の不定詞に未来形の語尾を付けて作ります。

例えば、hablar(話す)は以下のように活用します。

  • hablaré(私は話すでしょう)
  • hablarás(あなたは話すでしょう)
  • hablará(彼・彼女は話すでしょう)
  • hablaremos(私たちは話すでしょう)
  • hablaréis(あなたたちは話すでしょう)
  • hablarán(彼らは話すでしょう)

また、tenerhacerなど一部の動詞は語幹が変化する不規則活用になりますが、語尾は規則動詞と同じです。

ir + a + 動詞の原形(近接未来)は、「~するつもり」「~する予定」といった、近い未来やすでに決まっている予定を表すときによく使われます。

一方、単純未来形(Futuro Simple)は、将来の予測や約束、意思表示、ややフォーマルな表現で使われることが多くなります。

日常会話では、「ir + a + 動詞」の方が自然で使用頻度が高く、ネイティブスピーカーもよく使う表現です。

未来形では、多くの動詞は規則的に活用しますが、使用頻度の高い以下の動詞は語幹が変化します。

  • tener(持つ)→ tendr-
  • venir(来る)→ vendr-
  • salir(出る)→ saldr-
  • poner(置く)→ pondr-
  • hacer(する・作る)→ har-
  • decir(言う)→ dir-
  • querer(~したい)→ querr-
  • poder(できる)→ podr-
  • saber(知る)→ sabr-
  • haber(助動詞)→ habr-

これらの動詞は語幹のみが変化し、語尾(-é、-ás、-á、-emos、-éis、-án)は規則動詞と共通です。まずは使用頻度の高い tenerhacerpoder の3つから覚えると、実際の会話でも役立ちます。