【英語初心者必見】「This / That / These / Those」 の使い方を完全マスター！
- 指示代名詞って何？
- まずは例文でイメージをつかもう！
- 使い分けのポイント
- 「those」の特別な使い方に注意！
- 練習問題で理解度チェック！
- まとめ
英語の指示代名詞（Demonstrative Pronouns）は、日本語の「これ／それ／これら／あれら」などにあたる言葉で、英語では以下の4つを使い分けます。
| 単数 | 複数 |
|---|---|
| This（これ） | These（これら） |
| That（あれ） | Those（あれら） |
指示代名詞を使った例文を見てみましょう。
例文：This is my student card.
（これは私の学生証です）
→ 自分の近くにある１つのもの（または人）を指します
例文：That is our school cafeteria.
（あれは私たちの学校の食堂です）
→少し離れた場所にある1つのもの（または人）を指します
例文：These are my host family's cats.
（これらはホストファミリーの猫です）
→ 自分の近くにある複数のもの（または人）を指します
例文：Those are our textbooks.
（あれらは私たちの教科書です）
→ 離れた場所にある複数のもの（または人）を指します
使い方はシンプル。以下の2点を意識すればOK！
① 距離感（場所や時間）
近いもの → this / these
遠いもの → that / those
② 単数 or 複数
1つだけ → this / that
複数 → these / those
通常、「those」は離れた場所にある複数のものや人を指すときに使いますが、
実は、物理的な距離だけでなく、「気持ちの距離」や「比較のニュアンス」を表すこともあります。
例外①：比較で使うとき
例文：I don't like these shoes, I prefer those.
（この靴は好きじゃない、あっちのほうがいい）
→目の前の靴と他の靴を比べています
このように比較する対照がある場合は、実際に遠くになくても「those」を使います。
例外②：感情的な距離を表すとき
例文１：I don't really get along with those girls.
（あの子たちとはあまり合わない）
例文２：Those days feel so far away now.
（あの頃が今はすごく遠く感じる）
→実際には相手や出来事が物理的に近くにいても、「those」 を使うことで心理的な距離や拒絶
の気持ちを表します。また、those daysのように比喩的に感情的・時間的な距離を表す場合
にも使われます。
では、以下の練習問題で理解度を確認してみましょう！
以下の会話文の空欄にthis / that / these / thoseのいずれかを入れてみましょう。文脈から判断してみてくださいね。
【練習問題】
Dave: "Hey, have you seen ① new phone that just came out? It's supposed to be really great."
Alice: "Yeah, I saw it. ② one over here? It's pretty expensive though, isn't it?"
Dave: "Yeah, ③ is the one. But it has all the latest features. Look, it even has a foldable screen."
Alice: "Wow, ④ one is really cool. And it has a great camera too, look at ⑤ pictures I just took with it."
Dave: " ⑥ are impressive. But is it worth the price? I'm not sure if I want to spend so much on
⑦ one."
Alice: "I can understand. But for me, ⑧ one is definitely worth it."
【答え】①that, ②this, ③that, ④this, ⑤these, ⑥those, ⑦this, ⑧this
いかがでしたか？
英語の指示代名詞は、友達との会話や店員さんとのやりとりなど、日常生活のあらゆる場面で登場します。特に留学中は使うチャンスがたくさんありますよ。
使い方をマスターすれば、会話がぐっとスムーズになって、自然な英語表現が身につきます。小さな表現の違いを意識することが、英語力アップの第一歩です。まずは簡単な場面から使ってみてくださいね。
