海外でイタリア語を学ぶ | 大学生・社会人・シニアのイタリア語留学

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イタリア語は、ルネサンスやオペラ、そして世界でも有数の豊かな食文化を生み出した言語です。

第二言語として話す人を含め、世界で約8,500万人がイタリア語を使い、イタリア、サンマリノ、バチカン市国、スイスで公用語として使用されています。また、EU(欧州連合)の24の公用語のひとつでもあります。

イタリア語は、英語を話す人にとって、比較的学びやすい言語のと言われています。米国務省の外交官養成機関であるForeign Service Institute(FSI)でも、習得が容易な言語のカテゴリーに分類されています。

シュプラッハカフェは、1983年にイタリア人兄弟が設立しました。以来、世界各国で語学学校を運営し、一人ひとりの目的や語学レベルに合わせた多彩なプログラムを提供しています。

グローバルな言語

国際機関やEU域内のビジネスにおいて重要な言語のひとつです。

文化・旅行

イタリア語が話せると、芸術、食、ファッション、歴史をより深く理解することができます。

キャリアの可能性を広げる

イタリア語のスキルは、就職先の選択肢を広げ、外資系・国際企業への就職やキャリアアップの機会にもつながります。

語学力を証明する修了証

コース修了時には、CEFRに基づく語学レベルを記載した修了証を発行します。身につけた語学力を形として残すことができ、進学や就職にも役立ちます。

文化からビジネスまで、幅広く活かせるイタリア語

イタリア語は、ルネサンスの発展とともに、現代の西洋文化にも大きな影響を与えてきた言語です。

ダンテ、ペトラルカ、ボッカッチョらは、フィレンツェを中心とするトスカーナ地方の言葉を文学の言語として発展させ、現在の標準イタリア語の基礎を築きました。また、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロをはじめとする芸術家たちの存在からも、イタリア語とヨーロッパの芸術・文化との深い結びつきがうかがえます。

そんな歴史を持つイタリア語は、現在もさまざまな分野で使われています。

例えば…

  • ファッション・デザイン:いわゆる「Made in Italy」は世界的に知られており、ミラノは世界4大ファッション都市のひとつです。高級ブランドやデザイン、自動車産業など、イタリアを代表する産業でもイタリア語が活躍しています。
  • オペラ・クラシック音楽:「piano(ピアノ)」「forte(フォルテ)」「allegro(アレグロ)」「soprano(ソプラノ)」など、音楽を学んだことがある人なら一度は聞いたことのある言葉の多くがイタリア語です。
  • 料理:パスタやピザをはじめ、イタリア料理は日本でも身近な存在です。イタリアの食文化は地中海食とも深く関わっており、2010年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。
  • 観光・ホスピタリティ:イタリアは世界有数の観光地。イタリア語を学ぶことで、旅行中のコミュニケーションだけでなく、現地の文化や暮らしをより深く楽しめます。
  • ヨーロッパでの活用:イタリア語はEU(欧州連合)の24の公用語のひとつ。イタリア企業やヨーロッパでの仕事を目指す人にとっても、身につけておきたい言語のひとつです。

イタリア語は、フランス語・スペイン語・ポルトガル語などと同じロマンス諸語に属しています。語彙にも共通点が多いため、イタリア語を学んだ経験は、将来的にほかのロマンス諸語を学ぶ際にも役立ちます。

また、イタリア語がわかるようになると、イタリアの文学や芸術、音楽、デザインを翻訳ではなく原語で楽しめるようになります。

「イタリアが好き」という興味から始めても、旅行、文化、趣味、そして仕事まで、イタリア語を学ぶことで広がる世界は意外と多いのです。

イタリア語の効果的な学習方法

イタリア語を効果的に身につけるには、体系的なレッスンと、日常的にイタリア語に触れる環境を組み合わせることが大切です。

文法や単語は語学学習の土台になりますが、実際に使えるイタリア語を身につけるには、早い段階から話すこと、たくさん聞くこと、そして毎日少しずつでもイタリア語に触れることが重要です。

「イタリア語を学ぶには、この方法が正解」というものはありません。大切なのは、無理なく続けられる習慣をつくることです。

初心者は何から始めればいい?

イタリア語初心者は、最初から難しい文法を一気に覚えるより、発音とよく使われる単語・フレーズから始めるのがおすすめです。

イタリア語は、基本的に文字と発音の対応がわかりやすい言語なので、正しい発音を覚えると、比較的早い段階から文章を読み上げられるようになります。

その後は、よく使われる動詞や日常会話のフレーズを覚えながら、少しずつ文法を身につけていきましょう。

単語を覚える際には、間隔を空けて繰り返し復習する「間隔反復」も効果的です。覚えた単語を時間を置いて何度も復習することで、長期的な記憶として定着しやすくなります。

自宅学習とイタリア留学、どちらがいい?

自宅での学習でも、イタリア語の基礎をしっかり身につけることはできます。

一方、語学を一気に伸ばしたいなら、現地での「イマージョン(没入学習)」がおすすめです。

イタリアに滞在すれば、授業中だけでなく、レストランでの食事や街中での買い物、現地の人との会話など、1日のあらゆる場面でイタリア語を使うことになります。

教科書だけでは学びにくい、自然な言い回しや会話のリズム、身振り手振りなども、実際の生活の中で身につけることができます。

さらに、イタリアの語学学校で学ぶ魅力は、語学力だけではありません。現地で出会う人や何気ない日常の会話も、語学学習をかけがえのない体験に変えてくれます。

無料で出来るイタリア語の学び方

イタリア語の学習は、留学やレッスンを始める前からスタートできます。

イタリアの公共放送 RAI では、RAI Playを通してテレビ番組やラジオなどを楽しむことができます。そのほかにも、ポッドキャストや映画、テレビ番組、語学学習アプリなど、無料または気軽に利用できる教材はたくさんあります。

毎日少しずつでもイタリア語を聞いておけば、発音や会話のリズム、よく使われる表現に慣れることができます。現地でのレッスンも、よりスムーズにスタートできるでしょう。

イタリア語は難しい?

イタリア語は英語とは違った難しさがあるものの、比較的ルールを理解しやすい言語です。

特にイタリア語は、「書いてある通りに発音する」傾向が強いのが特徴。

英語のように、スペルから発音を予測しにくい単語が多い言語と比べると、発音のルールを覚えれば、初めて見る単語でも読みやすくなります。

一方で、日本語にはない文法もあります。例えば、イタリア語の名詞には男性名詞・女性名詞の区別があり、それに合わせて冠詞や形容詞の形も変化します。また、動詞も主語や時制によって形が変わるため、最初は少し複雑に感じるかもしれません。

それでも、基本的なルールには規則性があり、一度パターンを覚えると応用しやすいのがイタリア語の魅力です。

さらに、日本人にとってイタリア語が身近に感じられるポイントもあります。ピザやパスタ、オペラ、ファッションなどを通して、すでに知っているイタリア語由来の言葉も多いため、興味のある分野から学習を始めるのもおすすめです。

「イタリア語は難しそう」と感じている人も、まずは発音や簡単なフレーズから始めてみると、意外と早く親しみを感じられるでしょう。

イタリア語の発音は意外とシンプル

イタリア語は、スペルと発音のルールが比較的一致しているため、基本的なルールを覚えると、初めて見る単語でも正しく発音しやすい言語です。

イタリア語の母音は基本的に7つ。英語では方言によって12以上の母音があるとされるため、イタリア語の母音は比較的シンプルです。

ただし、イタリア語ではアクセントの位置が意味を左右することがあります。アクセントの位置が変わるだけで、別の単語になるケースもあるため注意が必要です。

例えば…

  • papà(パパ)と papa(ローマ教皇)
  • àncora(錨)と ancóra(まだ、なお)
  • prìncipi(王子たち)と princìpi(原則、原理)

とはいえ、発音の基本ルールは比較的規則的。まずは母音と子音の読み方、アクセントのルールを覚えるところから始めれば、イタリア語らしい発音に近づいていけます。

イタリア語を習得するまでにかかる時間

必要な学習時間は、目標とするレベルや学習頻度によって大きく異なります。

毎日どのくらいイタリア語に触れるか、実際に会話する機会がどれくらいあるかによって、上達のスピードは変わります。

一般的な目安は以下の通りです。

CEFRレベルレベルの目安学習時間・期間の目安
A2初級約200時間
B1中級・日常会話ができるレベル継続的な学習で6〜12か月程度
B2中上級・複雑な会話にも対応できるレベル約600〜750時間
C1上級・仕事や専門的な場面でも使えるレベル合計約700〜800時間

※学習時間はあくまで目安で、学習方法やこれまでの語学経験、学習頻度によって大きく変わります。

イタリア語を効率よく身につけたいなら、留学をして、語学学校でのレッスン+現地での生活がおすすめです。

授業で文法や語彙を学びながら、学校の外でも買い物や食事、観光、現地の人との会話などでイタリア語を使うことで、自然と実践する機会が増えていきます。

毎日イタリア語に触れ、実際に使う環境をつくることで、「勉強したイタリア語」から「使えるイタリア語」へと着実にステップアップできます。

イタリア語の語学資格

イタリア語の語学力は、ヨーロッパで広く使われているCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)を基準に評価されます。

イタリア語には、CEFRに対応した代表的な語学資格が4つあります。

資格実施機関
CILSシエナ外国人大学(Università per Stranieri di Siena)
CELIペルージャ外国人大学(Università per Stranieri di Perugia)
PLIDAダンテ・アリギエーリ協会(Società Dante Alighieri)
ITローマ第三大学(Università degli Studi Roma Tre)

これら4つの資格は、CLIQ(Certificazione Lingua Italiana di Qualità)という枠組みのもとで相互に認められています。CLIQは、4つの認定機関とイタリア外務・国際協力省(MAECI)が共同で取り組む制度で、イタリア語資格の品質基準を統一しています。

イタリア語を留学や仕事、大学進学などに活かしたい方は、CEFRのレベルだけでなく、資格取得を目標にするのもおすすめです。

語学資格についてもっと詳しく

イタリア語を学ぶなら、どこがおすすめ?

イタリア語を学ぶなら、現地で暮らしながら学ぶ語学留学がおすすめです。

授業だけでなく、街での買い物や食事、観光、現地の人との会話など、日常生活そのものがイタリア語の練習になります。

なかでも、フィレンツェはイタリア語を学ぶのに適した街のひとつです。

フィレンツェで話されていたトスカーナ地方の言葉は、現在の標準イタリア語の基礎となったことで知られています。ルネサンス発祥の地でもあり、1583年に設立された世界最古の言語アカデミーとされるクルスカ学会(Accademia della Crusca)もあります。

大都市のローマやミラノと比べるとコンパクトな街で、英語を話す外国人も少なく、イタリア語を使う機会をつくりやすい環境です。

フィレンツェ以外にもイタリア語を学べる魅力的な都市があります。

  • ローマ:イタリアの首都。歴史的な観光スポットや文化施設が多く、イタリアの文化を身近に感じながら学べます。
  • ミラノ:イタリアを代表するビジネス・ファッション都市。都会的な環境で、将来のキャリアにもつながる経験ができます。
  • ボローニャ:1088年創立のボローニャ大学がある、歴史ある学生街。若者が多く、活気のある雰囲気が特徴です。
  • シエナ:トスカーナ地方にある落ち着いた街。シエナ外国人大学(Università per Stranieri di Siena)でも知られています。
  • ペルージャ:ペルージャ外国人大学(Università per Stranieri di Perugia)があり、イタリア語資格「CELI」の試験も実施されています。

「イタリア語を学ぶ」だけでなく、「イタリア語で暮らしてみる」。イタリア留学なら、教室の外にある日常のすべてを語学学習の機会に変えることができます。

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よくある質問(FAQ)

イタリア語には、日本語とは異なる文法や動詞の活用など、学習に時間がかかるポイントもあります。

一方で、発音とスペルのルールが比較的わかりやすく、規則性があるため、基本を覚えると応用しやすい言語です。

特に、英語と比べて「書いてある通りに発音する」傾向が強く、発音のルールを覚えれば、初めて見る単語も読みやすくなります。

必要な学習期間は、目標や学習頻度によって異なります。

目安として、CEFRのB1レベル(中級・日常会話ができるレベル)であれば、継続的に学習することで6〜12か月程度で到達できる場合があります。

毎日の学習に加えて、実際にイタリア語を使う機会を増やすことで、着実に会話力を伸ばしていくことができます。

イタリアでは、ジェスチャーもコミュニケーションの大切な一部です。

言葉だけでなく、手や指を使ったジェスチャーで意味や感情を表現することも多いため、基本的なジェスチャーを知っておくと、現地での会話をより理解しやすくなります。

イタリア語と一緒に身振り手振りも少しずつ身につければ、より自然なコミュニケーションを楽しめるでしょう。