【50代からのセカンドライフ留学】マルタで叶えるシニアの英語学び直し
| お名前 | Mayoさん |
|---|---|
| 年齢 | 56歳 |
| 留学先・言語 | マルタ/セントジュリアンズ校・英語 |
| 宿泊施設 | コンフォートアパートメント |
| 留学期間 | 2025年8月~ 3週間 |
「3週間の短期留学なんて、あまり意味がないのでは?」
最初は、そんな迷いがあったそうです。
というのも、20代・30代の頃に短期留学をした友人たちから「日本人同士で固まってしまい、英語を使う機会がなかった」と聞いたことがあったから。
それでも挑戦を決めた理由は、
- 子育ても介護もひと段落し、ようやく『自分の時間』ができたから
- 「旅行ではなく、学びを通して異文化に触れたい」と思ったから
- 「マルタなら、治安が良く、シニアでも安心して過ごせる」と知人に勧められたから
「行くなら今しかない」と感じ、思い切ってマルタ留学に踏み出しました。
レベルテストの結果から、B2(中上級)クラスに配属されたMayoさん。
しかし授業内容やクラスの雰囲気が少し合わず、不安を感じたといいます。
「勇気を出して先生に相談したら、翌日からひとつ下のB1(中級)クラスに変更してくれました。」
クラスを変えたことで、同世代のクラスメイトとも出会い、授業が一気に楽しくなったそうです。
授業では、YouTubeで音楽を聴いたり、チャップリンの無声映画を観て「この人は何と言ってるか想像してみよう」と英語でグループディスカッションしたり、「マルタではお水が大切だから、水を大切に使うにはどうしたいいだろう」と、各自用紙に書き出してみたり、教室を飛び出して校庭で授業をしたりと、教科書にとらわれずに五感を使って学ぶアクティブなレッスンが印象的だったと話します。
外国にルーツをもつ子供たちに、日本語や国語、算数を教えるボランティアをしているMayoさん。
「私は短期留学だし、『英語力を伸ばしたい!』というよりは、国際的な考え方に触れたいとか、若い人を育てるためにはどういうふうにしたらいいのか、を学びたいという目的があって。
経験豊富な先生の教授法は、本当にすごく勉強になりました。」
滞在先は学校併設のコンフォートアパートメント。
一番リーズナブルなスタンダードアパートメントを予約していましたが、生徒の多い時期で部屋に空きがなく、アップグレードしたコンフォートアパートメントを案内されました。
Mayoさんは、ルームメイトに恵まれて、楽しく過ごせたといいます。
特に印象的だったのは、同室のスペイン人に誘われて行ったビーチでの体験。
「ある日、お気に入りのビーチに連れて行ってくれたんです。肌を出すのに抵抗があって、水着を持って行っていなかったんですが、『誰もそんなの気にしてないよ』と背中を押されて、急遽水着を買って。一緒に泳いだら本当に気持ちよかった。」
夕方にはビーチでヨガやメディテーション(瞑想)をするのが日課だったルームメイトと過ごす時間が、マルタの『ゆったりとした生き方』を体感できる瞬間になりました。
「彼女はインドのヒマラヤに修行に行ってるそうで。英語の勉強だけじゃなくて、世界にはいろんな生き方をしている人がいるんだなぁって学びました。」
50代ならではの留学スタイル
「短い期間でも、自分の工夫次第で意味のある留学にしたい」
そう考えていたMayoさんが心がけたのは、積極的に外国人のクラスメイトと交流することでした。
学校で出会った同い年のイタリア人・61歳のフランス人・46歳のポーランド人を誘って「日本食パーティー」を開催したことも。
現地のスーパーで食材を買い集めて、日本からもってきた「まきす」で太巻き寿司をみんなで作りました。
シニア世代ならではのトピックで会話が盛り上がったことも。
「年金の話もしました。『年金もらえるの?』『いつまで働く?』って。これは20代のときに留学してたら出なかった話題だなと。人生経験を重ねた私たちならではの話題があって、仲良くなれたのだと思います。」
きっかけは、授業中の何気ない会話。
「授業を始める前に、先生が『昨日何をしましたか?』という質問を生徒に投げかけて、私は『夕方に海を観に行った。とても綺麗だった』と答えました。すると、隣に座ってた同い年のイタリア人が『私も行ってみたい』と声をかけてくれたんです」
放課後、一緒に学校のカフェでお水を飲みながら話していると、彼女がマグネシウムのサプリを飲んでいたのを見て「マグネシウムってことは、足がつる人なんじゃない?」と言ったことから意気投合。
「その日から一緒にワンデートリップ(ゴゾ島やスリーマ・バレッタ観光)に行ったり、ご飯を食べに行ったりする仲になりました。」
国が違っても、悩みも健康の話題も一緒。そんな共通点に気づけるのも留学の面白さです。
日本食パーティーをした友人たちと静寂の街と言われるイムディーナ観光に行ったときのこと。
「私は有名なカフェ・フォンタネッラで王道のチョコレートケーキを食べたかったのですが、フランス人の友人は『私は入りたいと思わないから散歩してくる』と。イタリア人の友人は、『煙草吸いたいから行く』と一緒に入ったものの、エスプレッソを飲んでゆったり煙草を吸っていました。
日本だと、空気を読んでケーキをシェアしようってなりそうですが、『みんな好きなことをして、自由に生きていていいなぁ』って思った出来事でした。」
他人に合わせることよりも、自分の心に正直であること。その潔さこそが、自由に生きることの本質なのかもしれません。
マルタでの留学を終えた後、Mayoさんは一人でイタリアを旅することにも挑戦しました。
電車で出会ったコロンビア青年は、日常会話はスペイン語で、英語は苦手ということで、Google翻訳を使って会話。「言葉が通じなくても、通じ合える」と感じた瞬間だったそうです。
ミラノでは料理教室に参加し、ピザやジェラート、ラビオリやティラミスを作ったり、ベネチアでは迷路のような街を歩きながら地元の人に道を聞いたり。
「ベネチアの街ではGoogle Mapが正しく表示されなくて。『自分ひとりでなんとかするしかない』って追い込まれて話しかけていたんですけれど、マルタ留学で『英語で話しかける』ってことに慣れていたから、一人旅も楽しめた」と笑顔で振り返ります。
「少しでも行ってみたいと思ったら、その気持ちを大切にしてほしいです。
子育てが一段落しても、今度は親が体調が悪くなるかもしれない。そうすると、なかなか家族から離れられなくなってしまう。
年齢を重ねると、チャレンジ精神もなくなってくるかもしれない。
だから、ちょっとでも興味があると思ったときに行動したらいいんじゃないかなって思うんです。」
行動してみたからこそ見える景色があります。
地中海に浮かぶマルタ共和国は、治安が良く、気候が温暖。物価も比較的安く、ヨーロッパの英語圏の中でも暮らしやすい国として人気です。
朝は語学学校で英語を学び、午後は海辺を散歩したり、カフェで読書をしたり。
「勉強」と「休暇」のバランスが取れた、まさに「人生を見つめ直す場所」としてぴったりの留学地。
シュプラッハカフェ・マルタ校には日本人スタッフが常駐していて、日本語でサポートを受けることができるので、はじめての海外留学でも安心です。
セカンドライフ留学は、語学を学ぶだけではありません。
これまでの人生で積み重ねてきた経験を活かしながら、新しい世界で自分を再発見する旅です。
「いつか行ってみたい」と思った瞬間が、始めどき。
マルタで、あなたの第二の人生を豊かにする一歩を踏み出してみませんか?
シュプラッハカフェ・マルタ
- 日本人スタッフ常駐
- 年間を通じて温暖な地中海性気候
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