【現地レポ】シュプラッハカフェマルタの授業内容・先生・教科書を徹底紹介!
目次
- 1日の授業スケジュールは?
- 教室・施設の雰囲気は?
- 授業スタイルと雰囲気は?
- 先生ってどんな人?
- 使われている教科書は?
- よくある質問Q&A
1日の授業スケジュールは?
シュプラッハカフェ・マルタ校には「スタンダードコース(午前のみ)」と「インテンシブコース(午前+午後)」の2種類があります。
時間 | 内容 |
---|---|
9:00-10:30 | 1st Lesson(1限目) |
10:30-10:45 | Break time(休憩) |
10:45-12:15 | 2nd Lesson(2限目) |
13:00-14:30 | Intensive Lesson(インテンシブコース申込者のみ) |
※夏期(7~8月頃)などの繁忙期は、開始時間が8時半スタートや午後開始など、変更となることがあります。
授業は「90分→15分休憩→90分」の構成。最初は長く感じるかもしれませんが、ペアワークや会話練習が多く、「あっという間に感じる!」という声をよく聞きます!

教室・施設の雰囲気は?
教室は明るく、特に夏の晴れた日には自然光のみで快適に過ごせて照明がいらないほどです。コルクボードには発音記号やお知らせなどが掲示され、必要な情報を教室でも確認できるようになっています。
また、電子黒板が導入されており、ホワイトボードと併用しながら授業を進める先生も多く、視覚的にも、より分かりやすい授業がおこなわれています
さらに、20歳以下の生徒が参加するジュニアプログラムのクラスでは、プールサイドでの授業や、キャンパス内のバレーボールコートを使ったアクティビティ型の授業もあります!

授業の様子は?
アダルトプログラムの場合、1クラス平均6-10名と少人数制で、最大でも10名まで。クラスメイトはヨーロッパ・アジア・南米など、国籍も様々で国際色豊かな雰囲気です。
人数が少ないので発言もしやすく、分からないことはその場ですぐに質問できる環境が整っています。
授業は基本的には教科書に沿って行われますが、文法や語彙のインプットだけではなく、ロールプレイやグループワーク、ゲーム形式のアクティビティが豊富!
例えば…
- セールスマンになりきって商品をプレゼンする
- 観光地のポスター作成する
…などなど、実際の生活で役立つフレーズや実用的な英語を学ぶことができます。
さらに、先生が独自に用意した補助教材もあり、飽きない工夫が満載!
先生は、生徒たちのやる気を尊重し、間違いがあっても丁寧にフォローしてくれます。また、一人ひとりが発言する機会を確保してくれるため、アウトプットがしっかりできて、自然とスピーキング力も伸びていきます。

先生ってどんな人?
先生たちは、CELTAなどの英語指導資格を持つ、経験豊富なプロフェッショナルばかり!
2025年9月現在、マルタ出身の先生、イギリス出身の先生、さらにはイギリスで育ったイタリア出身の先生など、多彩なバックグラウンド を持つ先生たちが授業を担当しています。
先生によって授業スタイルはさまざまで、使われる英語のアクセントも多種多様です。
将来、海外の大学進学や多国籍な職場での活躍を目指す方にとって、「ネイティブスピーカーだけが英語を話すわけではない」環境に身をおくことはとても大切。
実際にイギリス英語ひとつをとっても、地域によってアクセントや使われる単語が異なります。さらに、英語が公用語の国では、アメリカ英語、オーストラリア英語、イギリス英語といったように多様な英語が存在します。
そのため、ナチュラルなイギリス英語だけでなく、さまざまな発音や表現に触れておくことで、「この人の英語、ちょっと聞き取りにくいな…」という壁も、少しずつ乗り越えていけるようになりますよ!
私の担当だったRosette先生
私が実際に教わったのは、マルタ出身のRosette先生。なんと、シュプラッハカフェマルタ創設当初から教えている大ベテラン!
多国籍な生徒たちの傾向や、日本人が特に苦手とするポイントを良く理解していて、「発言が苦手」「英語を話すのに自信がない」という悩みにも、親身に寄り添ってくれました。授業では、実用的な会話フレーズをたくさん紹介してくれるほか、英語を勉強するコツも教えてくれるので、モチベーションも自然と高まりました。

使われている教科書は?
シュプラッハカフェ・マルタ校で使用する教科書は、National Geographic Learningが出版する人気シリーズ『Life』。この教科書はA1~C2までの6段階にレベル分けされていて、誌面には美しい写真がたっぷり掲載されています。
ユニットが1~12まであり、1ユニットを1週間のペースで進めます。(12週間で1冊)。扱うテーマは環境・文化・社会問題・テクノロジーなど、グローバルなトピックを楽しみながら学習ができます。
教科書には、語彙・文法・リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングがバランス良く組み込まれていて、英語を学ぶだけではなく、「考える力」や「国際的な視野」も自然と身についていきますよ。
教科書はオンラインにも対応していて、アプリを通してスマホやPCで教科書を動画で見ることができて、復習にも活用できます◎※教科書を購入した場合のみ、アプリを利用することができます
よくある質問Q&A
みなさんからよくいただくご質問をQ&A形式で紹介します。
■教科書はどこで買えますか?
授業初日の授業開始前または15分休憩時に、Education Officeでご購入ください。
価格は30ユーロ(2025年9月現在)で、クレジットカードまたは現金が利用可能です。
なお、滞在期間が3週間以内の場合、以下の条件を満たせば一部返金が受けられます。
・教科書が新品同様の状態であること
・購入時の領収書を提示すること
・返金対応は、Education Officeでのみ可能(月-金7:30-15:00まで)
※返金額は下記表をご参照ください。
教科書の貸出 | 返金 |
---|---|
1週間 | 22.5ユーロ |
2週間 | 15ユーロ |
3週間 | 7.5ユーロ |
■授業中にスマホで単語等を調べてもいいですか?
基本的には問題ありません。分からない単語をスマホで調べるのは、日本人に限らず、他の国の生徒たちもよく行っています。先生たちもその点は理解しているので、授業に必要な範囲であれば、スマホの使用はOKです。ただし、「分からないことがあったら直接聞いてね!」という方針の先生もいるので、先生に確認しておくとスムーズです◎
■パソコンは持って行った方がいいですか?
授業でパソコンは使いません。ただし、現地で就職活動やビザの申請などを予定している方は、パソコンがあると便利です。最近では、パソコンよりもタブレットを持参している人が多い印象です。用途や学習スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
■授業に必要な持ち物はなんですか?
教科書は現地で購入またはレンタルとなるので、教科書用に現金が必要です。他には、筆記用具(ペン、ノートなど)、スマートフォン(辞書や翻訳アプリを入れておくと便利)をご準備ください。文房具は近くのスーパーや文房具店でも購入できますが、使い慣れた日本製品を持ってくると、学習のモチベーションアップにもつながりますよ!
■クラスが合わなかったら変更できますか?
最初のクラスは、レベルチェックテストの結果に基づいて決まりますが、レベルが合っていないと感じた場合は、ますはクラスの先生に相談してみましょう。先生からの同意を得られれば、授業開始から2週目の水曜日までであれば変更が可能です。(例:9/15(月)開始→9/24(水)までならOK)
■宿題はありますか?
先生によって異なりますが、基本的に宿題は少な目だと思います。
もし出る場合は、たとえば、
- 授業中に書き終わらなかったライティング課題の仕上げ
- 翌日のディスカッショントピックについて簡単に調べてくる
- 課題の動画を視聴してくる
など、どれもそれほど時間がかからない内容で、無理なく取り組めるものばかりでした。
学校では、宿題の代わりに、各自で復習・予習などをすることが推奨されています。
■上のレベルのクラスに挑戦したいのですが?
次の条件を満たす場合は、昇級テストを受けることができます。
- 同じレベルのクラスで6週間以上授業を受けている
- 80%以上の出席率がある
テストは毎週水曜日14:45からおこなわれ、合格すれば翌週の月曜日から上のクラスに!
■旅行で休んでも大丈夫?
大丈夫です!ただし、日程が決まっている場合は、事前にクラスの先生へ欠席の連絡をしてください。
また、留学期間が6週間以上ある場合は、1週間単位で休暇を取得することが可能です。ただし、休暇の少なくとも1週間前までにはEducation Officeへ申請をしてください。
事前の承認なし休暇を取った場合や無断欠席をした場合、補講や返金の対象外です。
留学に関するよくある質問はこちらにもまとめています!
今回は、授業スケジュール・教室や施設の雰囲気・授業スタイル・先生の魅力・教科書など、マルタ現地からお伝えしましたが、いかがでしたか?
シュプラッハカフェマルタでは、少人数で国際色豊かなクラスメイトと学ぶことで、英語力だけでなく異文化理解や世界の価値観にも触れられます。先生やスタッフもフレンドリーなので、間違いを恐れずに安心して発言でき、自然とスピーキング・リスニング力が伸びるはず!
こんな方におすすめ
- 国際的な環境で「使える英語」を身につけたい方
- 将来、海外進学や多国籍な職場でのキャリアを目指す方
- 学びながらマルタの生活も楽しみたい方
"実践的な英語力"を身につけて、世界に羽ばたいてみませんか?