コロナ禍でのマルタのクリスマス・年末年始

皆さん、明けましておめでとうございます! 今年の抱負はもう掲げられましたか? 私の目標はもちろん、英語力の向上! 自分の思いをより的確に表現できるよう、日々邁進していきたいと思います。 さて、今回の記事では私がマルタで過ごした年末年始についてご紹介致したいと思います! 学校の様子はInstagramにも投稿しているので、そちらも是非ご覧下さい。
・クリスマス
キリスト教信者の方が多いヨーロッパでは、クリスマスは1年の中でも重要なイベントの1つです。 12月に入った辺りから街のいたるところでイルミネーションが見られ、街全体が暖かく、華やかな雰囲気に変わっていきます。
ヨーロッパでは日本の大晦日やお正月のようにクリスマスは家族で過ごす習慣が根付いており、クリスマスのために帰省されるフランスやイタリア出身の生徒さんたちがとても多かったです。 コロナの影響で帰国が例年よりも難しい国の生徒さんもいらっしゃいましたが、私のフランス人の友人は 「クリスマスだけは何とかして帰国しないとお父さんに怒られる!」 と慌てて帰国していたので、いかにヨーロッパの方がクリスマスを大切にしているか分かりますね(笑)   さて私はというと、
せっかくのクリスマスなので特別な事をしよう!
ということでRabatにあるレストランを予約し、友人とディナーを楽しんできました。 普段はあまり外食しない私ですが、この日ばかりは奮発し、€20のラビットシチューをオーダー! 
赤ワインでよく煮込まれており、フォークで持ち上げただけでほぐれるほどの柔らかさ、臭みも無く鶏肉に非常によく似た味でした。
(鶏肉よりおいしかった!) 骨もほぼ無くとても食べやすかったです。 このおいしさは、食べてみないと伝わらないでしょう、、! 皆さんもぜひマルタに訪れた際にはチャレンジしてみて下さいね!   帰りは食後の運動がてらにレストラン周辺を散策。 近くの協会には深夜までたくさんの人がおり(コロナの影響で人数制限やソーシャルディスタンスを保ちつつ)、キリストの生誕を粛々と祝っておりました。
・年末年始
2020年最後の1日。 私は雪国出身なので、雪のない大晦日を迎えるのは今年が初めて。 雪とあの身体の芯から凍えるような寒さを感じないとどうしても大晦日という実感が湧きませんでした(笑) 友人の1人から新年のカウントダウン後、Vallettaにて盛大に花火が打ち上がると聞き、学校のアパートメントにて軽い食事とお酒を楽しんだ後Vallettaへ! 花火を楽しむために海沿いの小高い場所を確保。 時間は23:59、新年を迎える1分前! 慌だしく終えた2020年でしたが、0:00から打ち上げられた花火にはコロナの収束を願う人々の想いが込められているような気がして。 より美しく、力強く感じ、思わず無言で見入ってしまいました。
花火鑑賞後は皆でグレープ(葡萄)を12個食す! こちらスペインの文化らしく、新年を迎え12回鳴る鐘の音に合わせて食べるというもの。 何ともユニークですね!
・初日の出
日本人の生徒さん達と、 「マルタでの初日の出を見に行こう!」 と盛り上がっていると、スペイン人の友人がキョトンとした顔。 日本では有名な文化なんだよ、と教えてあげるとおれも頑張って起きて行く!とのことだったので、私と一部の友人で夜通し起き続け(フラットの中でトランプや話しをしているとあっという間に朝!)、SlimaまでGo!! 最初は眠気が勝っておりましたが、いざ行って見るとあまりの美しさに感激。。
また幸運なことに、後ろを振り返ると海にまで繋がる虹と最高のロケーション! 2021年を最高の形でスタートすることができ、忘れられない思い出となりました。
コロナの影響もあり例年とは違った年末年始となりましたが、どんな状況であってもその場の人生を楽しむ!という心構えを私自身、生徒さんから教えていただいたように思えます。 世界的に困難な状況の中、このような貴重な体験を得られたことに感謝しつつ、引き続き日本人生徒様のサポートに尽力して参りたいと思います!

Written by Koki Hashiyada