ヨーロッパのGW!イースターの様子 in マルタ

Hey guys! マルタ校インターン生のKokiです。

ヨーロッパではお馴染みのイースターホリデー!

日本のGW(ゴールデンウィーク)のように、春の訪れとともに祝われる長期休暇として楽しまれています。

日本では聞き覚えのないイースター。

今回はイースターとはなんなのか?
ヨーロッパやマルタではどのように祝われているのかをご紹介していきたいと思います!

 

また、学校の様子はInstagramにも投稿しているのでこちらも要チェック!

・イースターとは?

イースターは復活祭とも呼ばれ、その名の通り一度亡くなってしまったとされるイエス・キリストが復活したことを祝う祭日です。

太陰暦を元に定められる祝日であるため、その年ごとに日付が変わるのが特徴です。(3月22日~4月25日)

今年2021年のイースターは4月4日に祝われ、 街のいたる場所にてデコレーションが見られたりスーパーマーケットにはイースター関連の商品も。

ヨーロッパの一部地域の中にはクリスマスよりもイースターを重要視している国もあるそうで、 マルタではクリスマスの日は開いていたお店がイースターでは休業していたことが印象的でした。

・どのようにして祝われるのか?

イースターの日曜日はたくさんご馳走を囲みながら盛大にお祝いするのが一般的。

イースター期間中にマルタ人ホストファミリー宅にて滞在しておられた生徒様にお話しを伺ったところ、とにかくたくさん料理が出てきて常に何か食べていたとのことでした(笑)

イースターの象徴として有名なのは、イースターエッグイースターバニー

タマゴとウサギがこのイベントとどのように関連しているかというと、

タマゴがシンボルとなった由来は、ヒヨコがタマゴの殻を破って出てくる様子がキリストも死という殻を破って蘇ったという復活を連想させたこと、

タマゴそのものが生命誕生の象徴であることなどが挙げられます。

また、私のフランス人の友人の話しでは、

キリスト教では元々この時期に断食する時期があったようで(四旬節)この断食の期間が終わることを祝う際、 断食期間中に生まれたタマゴをまとめてゆで卵にして消費したのが由来だとも教えてくれました。

国や地域ごとに異なる祝祭日の祝い方があり、その話しを聞けたのはとても興味深かったです!

この時期、スーパーマーケットではたくさんの種類のたまご型のチョコレートを見かけることが出来ます。

また、家中にタマゴを隠しそれを子どもたちが探して回るというエッグハントという遊びも行なうのだとか!

宝探しと同じ感覚でしょうか、大人の私もやってみたくなってしまいました。笑

 

そして気になるウサギですが、

ウサギは早熟で一年に何度も出産を行うことができることから豊穣・繁栄のシンボルとして縁起の良いものと伝わっていったようです。

・マルタでのイースター菓子・Figolli (フィゴーリ)

こちらは、マルタでイースターの際に食べられる伝統的なお菓子。

アーモンドシロップが含まれた焼き菓子にアイシングで飾り付けされたものでスーパーやコンビニなどで様々な種類のものを見つかることが出来ます!

フィゴーリについて書かれたマルタのニュースを見つけましたので、 興味のある方はぜひ読まれてみてください!

https://timesofmalta.com/articles/view/easter-figolli-shaped-by-local-traditions.862306


いかがでしたか?

今回はイースターについてご紹介いたしました!

イースターの時期・4月のマルタに関する情報は、以前のインターン生の記事でも紹介されておりますのでこちらもぜひご確認ください!

[ブログ]4月のマルタ

それでは次の記事でまたお会いいたしましょう!

Written by Koki Hashiyada