ドイツのワーキングホリデー、充実させるための必要情報まとめ

メルヘンな世界を漂わせるクリスマスマーケットやオクトーバーフェストで飲みきれないくらいの量のビールを一気に飲み干すドイツ人など…ドイツは日本では見られない光景や魅力で溢れた国です。 ドイツに一年間身をおき、ヨーロッパの風を感じながら生活してみたいと考える方の為に、実際に現在ドイツでワーキングホリデー中の筆者が以下のドイツワーキングホリデー情報をまとめました!

ドイツのワーキングホリデー制度

ドイツワーキングホリデー制度は、2000年12月から開始された制度です。 この制度では、日本の若者がドイツの文化や生活に触れる事で、両国間の文化理解を深める事を目的としています。 ドイツでワーキングホリデー制度を利用して滞在したい人は、申請条件を満たしている場合、最短3ヶ月以上最長1年以内の滞在をワーキングホリデービザを申請する事によってドイツ滞在が認められます。3ヶ月未満の滞在を希望する方はビザ無しでドイツで滞在することが可能です。 一生に一度だけ申請条件を満たした人が申請することができるビザとなっています。 このドイツワーキングホリデービザでは滞在費を補う為にアルバイトやインターンシップなどで働く事が可能です。かつては滞在期間中の90日間のみの労働に限られていましたが、現在では2010年に改正にされたことにより、365日間就労することが可能です。また、就学に関しては制限はありません。 また、AuPair以外のドイツの様々な職場で働く事ができます。しかし、一つの職場での最長就労期間は6ヶ月までとなっています。 ここで、以下のようにドイツワーキングホリデーの申請条件をまとめました。

ドイツワーキングホリデービザを申請するための条件

  • 日本国籍を有していること
  • 申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること
  • 親族は同行しないこと
  • 滞在期間をカバーする医療保険に加入していること ※歯の治療や妊娠時にも適応されるもの
  • 生活費を支払う能力があることを証明できること  ※1年間滞在するなら2,000ユーロ(約26万円)、片道航空券での渡航である場合2倍の金額の証明が必要
ワーキングホリデービザでは、子供や親などの親族の同行は許可されておりません。 また、滞在期間中に歯の治療や妊娠時にも適応される医療保険に加入しているということも条件としてあげられています。ドイツワーキングホリデー中は必ず医療保険に加入しましょう。 そして、生活費を支払う能力があることを証明するために、申請時に金融機関にて2000ユーロを支払う能力がある事を証明する残高証明書を発行してもらう必要があります。また、片道航空券をご購入される方は、4000ユーロの金額証明が必要となります。

ドイツワーキングホリデービザ概要

発給人数 制限なし
申請可能者 過去にドイツワーキングホリデービザを取得していない、日本国籍を有した、申請時の年齢が18歳以上30歳以下の者
滞在可能期間 3ヶ月以上(90日間)~1年以内(365日)  
申請可能回数 人生で1度だけ
申請可能場所 日本国内のドイツ大使館またはドイツを含める世界各国のドイツ大使館
申請料  無料
何をすることが認められているのか  AuPair以外の様々な職場での就労・就学
ビザを用いての就労可能期間   365日間就労することが可能
ビザを用いて働く場合の注意点  一つの職場での最長就労期間は6ヶ月まで。

ドイツのワーキングホリデービザ申請の流れ

では、ドイツのワーキングホリデービザを実際に申請をする為の流れを紹介致します。 申請をする方法として大きく3つのケースに分けられます。 まず1つ目のケースは、日本にあるドイツ大使館・総領事館へ向かいワーキングホリデービザを取得するという方法です。 そして、2つ目はドイツにある大使館でワーキングホリデービザの手続きをするという方法です。 3つ目は日本とドイツ国外にあるドイツ大使館にて手続きを行うという方法です。

①日本国内でドイツワーキングホリデービザを申請する方法

1)ビザ申請場所にて事前予約を入れる

日本国内で申請をする場合は東京にある「ドイツ大使館」または、大阪にある「大阪・神戸ドイツ総領事館」にて申請予約を行います。 申請する場所は自分の住所がある地域によって変わるので注意をしましょう。 自分の住所が 東日本(山梨、長野、静岡、新潟もしくは同県以東)にある方は「ドイツ大使館西日本(富山、愛知、岐阜もしくは同県以西) にある方は「大阪・神戸ドイツ総領事館」 で手続きをします。 必ず申請をする際にはドイツ大使館のウェブサイト上から事前予約をしましょう。

2) ビザ申請に必要な書類の準備をする

ビザの申請をする際に揃える書類をリストアップしました。
Web版の申請書 入力し、印刷しておく
japan.diplo.de/ja-ja/service/teaser-download/944874target="_blank"
長期ビザ申請書 東京都・大阪府のいずれで申請する場合でも必要
証明写真 パスポート用の写真1枚
(35×45mm)→料金は高くはなりますが、写真屋さんで撮影してもらうと規定に沿って撮影をしてもらえ、失敗のリスクも減ります。
パスポートおよびそのコピー ビザの期限プラス3か月以上の有効期限が残っているもの
→必ずパスポートの有効期限を確認しておきましょう。
残高証明 最低2,000ユーロ(約22万円)の資金があることを証明できるもの
→日本の金融機関で日本語ではない残高証明書を発行してもらいましょう。 
往復航空券予約の証明 片道航空券でも可
※ただし片道航空券の場合は4,000ユーロ(約45万円)以上の残高証明が必要
→この証明は航空券の日程等が書かれたEチケットのプリント等を用意し、提出することで認めてもらえます。
医療保険証明 歯科治療、妊娠時にも適用される保険
※滞在期間をすべてカバーするもので、別途旅行賠償責任保険も必要
   
書類を提出する際には、ウェブ版の申請書の他にも長期ビザ申請書が必要となります。 出発の2週間前までには申請を行うようにし、渡航に備えるようにしましょう。

3)ビザを受け取る

ワーキングホリデービザの発給には1日から2週間程かかります。 また、書類等に不備がある場合、追加で書類を提出しなければならないということや発給してもらえないと可能性もありますので、しっかりと必要書類等は期日までに備えるようにしましょう。 ビザの受け取りは、窓口にて受け取ることが一般的ですが、郵送でも受け取ることが可能です。 郵送での受け取りの場合は、申請の際に送付してもらえるように封筒を用意する必要があるのか等の確認をすることをお勧めします。

②ドイツ国内でドイツワーキングホリデービザを現地申請する方法

1) ビザ申請場所にて事前予約を入れる

日本国籍保持者である場合、ドイツに入国して3ヶ月間はビザ無しで滞在することが出来ます。 しかしながら、3ヶ月以上の滞在はビザ無しでは不可能となっているので、余裕を持ってワーキングホリデービザ取得の為の準備を進めていきましょう。 また、ドイツの外国人局の係員は「気まぐれ」であることが多いということでも有名です。 そのため、必要書類が揃っていなかったり不備があると、ビザの発給に時間がかかったり、発給してもらえない事があったりします。余裕を持ってビザの取得を行うためにも事前予約を行っておきましょう。

2) ビザ申請に必要な書類の準備をする

ビザの申請をする際に揃える書類をリストアップしました。
パスポート 移民局またはwebでダウンロードする
japan.diplo.de/ja-ja/service/teaser-download/944874target="_blank"
ビザ申請用紙 ビザの期限プラス3か月以上の有効期限が残っているもの →必ずパスポートの有効期限を確認しておきましょう。
証明写真 ビザ用の写真1枚(35×45mm)
→フォトボックスは国によって駅の構内にあったり、外国人局にあったりします。
残高証明 最低2,000ユーロ(約22万円)の資金があることを証明できるもの
→外国の口座やドイツの口座を作っておくと、海外で申請書の準備をする際に日本に帰国をせずに証明書を発行してもらうことができます。
往復航空券予約の証明 片道航空券でも可
※ただし片道航空券の場合は4,000ユーロ(約45万円)以上の残高証明が必要
医療保険証明 歯科治療、妊娠時にも適用される保険
※滞在期間をすべてカバーするもので、別途旅行賠償責任保険も必要
住民登録証 ドイツ入国後1~2週間以内に用意する
ここで注意をしておきたいのは、ビザを申請するための残高証明書です。 ビザを申請する日に近いものを用意する必要があります。スムーズなビザ申請・発給のためにも、ドイツの銀行口座を作成し、残高証明として認められる金額を日本から口座に送金し、ドイツの銀行口座の残高証明を発行するをお勧めします。 もしくはドイツ渡航前に日本の口座で残高証明(英文)を発行し、ドイツ到着後すぐにビザ申請を行うことも可能です。 その際残高証明の発行日が古いと受理されないため、残高証明発行日から1カ月前後で申請手続きができるよう、発行日と申請日の計画をたてましょう。

3)ビザを受け取る

ドイツ外国人局で書類を提出して、申請をする場合、その場で審査をしてもらいます。 そのため、場合によっては係員からの質問が来る場合もあるので書類は不備なく準備をし、質問にも応対できるようにしておくことも重要です。

ドイツワーキングホリデー住所登録

ドイツでは、ワーキングホリデービザを無事取得することができ、「いざ新生活!」という前に、住民登録を行う必要があります。 住民登録を行わないことにより、銀行口座は勿論、携帯のSIMカード等の契約を結ぶことも出来ないので忘れずに行いましょう。 そして、住民登録にも期限も定められているので、ビザを取得し、家が決まった際にはすぐに住民登録されることをオススメします。

ドイツワーキングホリデー住民登録について 

ドイツでは、ビザを用いて、ドイツの同じ都市にて3ヶ月以上滞在する場合は、原則として7日以内に住民登録をする必要があります。 出来る限り、早めに住民登録を行うようにしましょう。 また、原則は7日とされていますが、ドイツに入国してすぐに家が見つからないという場合があります。その場合は、特別1ヶ月程の猶予をいただける事もあるので、その際は必ず確認を取りましょう。 住民登録をすることにより、住民登録証をもらうことができ、ドイツ国内でのビザ申請を行ったり、銀行口座を開いたり、携帯電話を購入したり、仕事に就いたり…フォルクスホッホシューレと言われる市民学校等にも通ったりすることが出来るようになります。 つまり、住民登録を行わない限り、ドイツ生活を始めることが出来ないということです。

ドイツワーキングホリデー住民登録方法

ドイツ語で住民登録のことをアンメルドゥング(Anmeldung)と言います。 手続きは地域の住民局にて行うことが可能です。住民登録を行う場所はお住まいの都市や地域によって異なるので、確認をされることをオススメします。特に大都市の場合は地域ごとに住民局が設けられております。  手続きの際に持参する物として ・Anmeldung申請用紙  ・パスポート  事前にAnmeldung申請用紙を入手し、記入をしておくと当日の申請の際の手間を省くことができます。当日、混雑状況により、住民局での登録にとても時間がかかる場合があるからです。 また、Anmeldungの際には大家さんのサインが必須です。 また、登録の際に必要なMietvertrag(ミートフェアトラーク)という賃貸契約書も発行してもらう必要があります。 そのため、新しい家に入居する際には、賃貸契約書等を発行してもらえるのかどうかについて確認しましょう。

アポイントを事前にとって住民登録!

  ドイツに90日以上滞在する場合には、住民登録:アンメルドゥング(Anmeldung)が必要です。 しかしながら飛び込みで行くと何時間も待たされる…なんてことは当たり前。 事前に予約して行くことをおすすめします。 住民登録の予約はここから まずは、上記の住民登録の予約はここからをクリック。 すると、どのような手続きを何人で予約が取りたいかを入力するページへと進みます。
①Anmeldung einer Wohungで人数を選択し人数選択 ②Termin vereinbarenをクリックして次のページへ。  
  このページでは、どの支局で何時に予約が取れるかが表示されます。 画面左にある選択肢、または地図上から選択し、次の画面で予約日時を確定。  
  予約日時、行きたい支局をもう一度確認し、 ・名前
・メールアドレス(確認のため2回) 自分の情報を入力、提出したら予約完了です。
  全ての入力が完成すると、予約完了画面が表示され、入力したメールアドレスに予約完了メールが送られてきます。 予約完了画面では、 ①名前
②予約した支局名
③予約番号(予約当日この番号で呼ばれる)
④予約日時
⑤キャンセル番号 を確認してください。 ※キャンセルしたい場合は、送られてきたメールのTerminabsageのリンクから簡単にキャンセルが可能です。 当日は以下のものを忘れずにお持ちください。 ・Anmeldung申請用紙  ・パスポート 

ドイツワーキングホリデー 医療・保険

ドイツ国内で長期滞在をする際、風邪をひいてしまったり、急な事故で怪我を負ってしまったりするなど、予測不可能な事が起こり得ます。 筆者も滞在中、ドイツ人の友達達とアルプスへハイキングに出かけていたところ、食中毒で倒れ、緊急病院へ行ったことがあります。しかし、その際に、大変役に立ったもの、それは「医療保険」です。 ドイツの医療制度とワーキングホリデービザ取得に必要な保険について簡単にまとめました。

【ドイツでの医療制度】

ドイツは医療が発達をしている国と知られている事もあり、適切な医療を受けられる国としても有名です。 ドイツでは「ホームドクター制」を導入しており、滞在先から近い自身のかかりつけの医者を決め、そのホームドクターにかかるということが一般的です。ホームドクターに、より専門的な治療が必要であると判断された場合、専門病院にて診察していただけるよう紹介状を書いてもらうという流れになります。 夜間に緊急の病気・怪我を負った場合は、地域の緊急病院にかかるという場合もあります。

【ドイツ滞在中の保険】

ドイツワーキングホリデー申請条件の一つとして、医療保険・旅行賠償責任保険に加入していることとされています。 ドイツでは、国民はもちろん、ドイツに滞在をする全ての人に「健康保険の加入」が義務付けられています。実際に、保険に加入していない場合、治療費を実費で支払うことになりますので、その場合の治療費は日本の実費治療の1.5倍ほどかかるのでとても高額なものとなってしまいます。自分に合った、ワーキングホリデー滞在機関をカバーする保険を見つけることが大切です。 特に、ワーキングホリデー滞在者は、基本保障内容に加え、「歯科保障」と女性の方は妊娠時にも適用される特約のついた保険の加入と賠償責任保険の加入も義務付けられています。 特にドイツでは歯科医療診療料が高額となるケースが多く見られます。 これらを証明出来る書類を発行する保険を必ず選びましょう。そして、証明出来る書類は日本語版もあるといいかと思いますが、英語表記またはドイツ語表記の証明書も準備しておきましょう。 もちろん、大使館にてワーホリ申請時の提出書類として、必ずこちらの内容はチェックされます。 

ドイツワーキングホリデー中のドイツ語学習

ドイツで一年間滞在をすることができるワーキングホリデービザ。 ドイツにて一年間の長期滞在を考えられている方々の中には、集中してドイツ語を学んでみたいと思っていらっしゃる方もいるかと思います。 ドイツ語学習の際に必要な、ドイツ語レベルに関する知識と学習方法について紹介します。

ドイツ語のレベル一覧

下記の表はドイツ語のレベル一覧です。 ドイツ語のレベルは一般的にA1〜C2という単位で表され、C2へ進むにつれてレベルが上がっていきます。
A1(初級) 日常的な表現や簡単な文章を聞いて理解し、また使うことができるようになります。
自己紹介をしたり、相手に名前、職業などを質問することができるようになります。
相手がゆっくりはっきりと話してくれた際には、コミュニケーションをとることができます。
A2 一般的な状況で、日常的によくある事柄に関する単純な情報交換の範囲のコミュニケーションができるようになり、
自分の事や周りの事柄について簡単に表現することができます。
B1  標準的なドイツ語が話されていれば、会話のポイントを理解することができるようになります。
ドイツ語圏で旅行する際、ほとんどの状況に対応できるようになり、専門分野や、興味のある事柄について話すことができます。
経験したことを説明したり、また、夢、目標やこれからのプランについて説明することができる。
B2 具体的、または抽象的で複雑な文章でも、内容を理解することができるようになり、
ドイツ語を母国語とする人と、無理なく自然な会話を交わすことができます。
C1 難易度の高く長い文章を理解し、大まかな意味をつかむことができます。
また、ドイツ語を社会や仕事、大学などで運用することができます。
複雑な事柄についてさまざまな接続詞を使いながら、簡潔に文章を述べる事ができるようになります。
C2(上級)  読んだり聞いたりしたことを、ほとんど全て楽に理解することができます。
複雑な事柄に関しても流暢、明瞭に、かつ微妙なニュアンスまで伝えることができます。
ドイツで芸術系(美大・音大等)の大学に進むのであれば、B2までの資格証明書でドイツでは正規留学が可能ですが、ドイツ語で大学に通う場合はC1の資格証明が必要な場合が多いです。 ほとんどのドイツ国内の語学学校では、上記のレベルにそってコース分けがされています。 自分のドイツ語力を確かめ、今後の学習目標を立てていく為にも、ドイツ語レベルについて知っておく事はとても重要です。 自分のドイツ語レベルについて知りたい方は、語学学校に入学をしたり、新しいコースの授業の受講をする前に自分のレベルに沿ったクラス分けテストを課される場合が多いので、その際に確認することが可能です。勿論、ドイツ語の公式試験を受験して確かめる事も可能です。 シュプラッハカフェのドイツ語コースでは、クラス分けのテストを実施しております。クラス分けテストによって無理なく自分のレベルに合ったコースで、楽しくドイツ語学習を行う事が出来ます。
語学学校でインプットを行った後に、日常生活にてタンデムパートナー(言語学習パートナー)と会話をするなどのアウトプットをするなどの方法も有効です。 タンデムとは、他言語を母国語とする者同士がカフェなどでお互いの言語を教え合う学習方法です。ドイツでは、タンデム学習方法は一般的です。 またドイツでは日本語学習をしたいと考えるドイツ人の方々は沢山いるので、ドイツにて長期滞在をされる際にはタンデム学習方法を活用してみてはいかがでしょうか。現地の友達も沢山増えるかもしれませんね!

気になる!ドイツでの仕事探し

ドイツワーキングホリデー生活の中で気になるポイントの一つとして、費用が挙げられます。 しかしながら、ドイツワーキングホリデービザでは就労も認められている為、滞在期間中に就労をし、お金を稼ぎ、生活費を賄っていくことが可能です。 では、このようなドイツワーキングホリデービザの魅力を十分に活かす為にも、ドイツでの仕事探し情報について紹介します。

ドイツで仕事を探すために必要なドイツ語力とは

ドイツ国内で仕事を探すとなった際に一番気になる事の一つとして「ドイツ語力」が挙げられると思います。 ドイツの主要都市内での日本食レストラン等のアルバイト求人には、「接客の際にドイツ語で コミュニケーションを取ることができる方」「日常会話ができる方」と記載されているケースが多く見られます。 しかし、中には「英語ができれば可能」としている店や「ドイツ語が出来ない方でも接客しながら身につけていきましょう」と記載されているケースもあります。ですので、気になる日本食レストラン等のアルバイトを見つけた際にはコンタクトをとってみる事も大切です。 ドイツ語のみを使うようなドイツ人経営のお店等では求められるドイツ語力も変わってきます。その際は最低でもB1レベル以上のドイツ語力は必須となってくることでしょう。 知人の中には英語のみを使用してドイツ人経営のお店でアルバイトをしているという方も実際にはいるので、直接お店を訪問をし話を伺ってみることも大切かもしれません。

実際にどのようにドイツ国内で仕事を見つけるのか

ドイツ国内での仕事を見つけ方には様々な方法があり、これは人にもよります。 主流なドイツ国内での仕事探しは ①仕事探しのサイトを見て、コンタクトをとる  各地域のアルバイトの情報が日本語で掲載されている「ミックスビー」https://ger.mixb.net/ 日本人向けの仕事探しもすることができる「Indeed」 https://de.indeed.com/ 他にもスタートアップ企業を探すためのサイトなどもあります。  また、Facebookの「English job」などのグループページにも登録をすることで、自分から仕事を探している旨の情報を掲載したり、投稿から仕事を探すことができるかもしれません。 ②店に張ってある求人紙を見つけてコンタクトをとる・直接訪問する ③友人の紹介等によって仕事を見つける であるかと思います。
しかしながら、仕事の探し方は人にもよるので、様々な方法を試してみることをオススメします。 常に人との繋がりや友達を増やすことによって、様々なコミュニティへと繋がり、仕事探しだけではなく、生活する上で大切な情報を得ることも出来ます。 また、同時にかけがえのない一生の繋がり・チャンスも得られるかもしれません。 ドイツでは、積極的に行動をし、心を開いて人とのつながりを大切にしていく事もとても重要です。

ドイツでの携帯電話・SIMカード

仕事を探したり、友達とレストランで待ち合わせの際に連絡したり、緊急の連絡をする必要があったり、携帯電話の使用は今となっては欠かせないものとなっています。 もちろん、ワーキングホリデー中にWGや公共のWi-Fiを使って生活をしていきたいとお考えの方もいらっしゃるかと思います。 しかし、いざと言う時に連絡をするとなるとSIMカードやプロバイダ回線を利用して電話すること必要となります。 ドイツ長期滞在でオススメのSIMカード・携帯キャリアをご紹介します。

【ドイツで携帯simカードを購入する際の注意】

現在、ドイツにてプリペイドsimカードを登録する際には、必ずパスポートのIDとドイツにて滞在をしている住所などの証明が必要となります。 これはドイツ国内でSIMカードを購入する際の義務となっており、これらがない場合購入することはできません。そして、SIMカードを実際に利用する前にも、住所をキャリア会社等で登録してもらう必要があります。 
  • 通信キャリアのショップで登録作業をしてもらう 
  • スーパーマーケットや電化量販店などで登録作業をしてもらう  
  • オンライン登録(通信キャリアショップのオンラインサイトにて登録をする)  
  • 郵送やメール、FAXで必要書類を送る

【ドイツでの携帯キャリア】

ドイツで有名な携帯キャリアとして、大手ではTelekom(T-mobile) 、Vodafone、O2、E-Plusの4社が有名です。大手キャリアの携帯回線契約の内容は会社によって異なるため、自分に合うプランを事前に調べておいたり、現地のショップに赴き聞く事をオススメします。 大手キャリアの携帯SIMは、料金が少々高めとなりますが、回線の感度がとても良いため、ワーキングホリデー滞在中でも利用されている人は多くみられます。 congstar、blauなどのキャリアが格安SIMプリペイドカードを提供しています。 ドイツのSIMカードのサイズは標準(MiniまたはStandard)、マイクロ(Micro)、ナノ(Nano)の3種類があります。ほとんどの会社では、これら3種類のカードを自分の携帯に合わせて切り取って利用する切り取り式のSIMカードが主流となっています。

【ドイツ国内でSIMを利用する為に必要な携帯】

SIMを購入できたところで、実際にSIM挿入して利用するための携帯端末がない限り、電話をすることはもちろんできません。 日本で使っていた携帯端末にSIMを挿入して利用したい場合、SIMロック解除を行う必要があります。 日本で利用していた携帯端末の殆どはSIMロックがされている場合があります。 事前に確認をしておきましょう。 もし、自分が使っていた携帯がSIMロック解除できなかった場合、現地で格安SIMフリー携帯を購入する必要があります。 しかし、物によってはさほど高くはない値段で購入をすることができます。

Written by Marina Inoue

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  • 12月7日 ドイツワーキングホリデー情報まとめ