【60代の海外留学】Norikoさんのマルタ日記4:異国で幸せの時間の作り方
お名前 | Norikoさん |
校舎・言語 | セントジュリアンズ校・英語 |
受講コース | スタンダードコース(週20レッスン)+プライベートレッスン |
宿泊施設 | コンフォートアパート |
マルタの6月は、やっと初夏らしくなって、快晴で爽やかな朝を迎える日々です。
地中海の恵まれた気候を持つマルタですが、実は冬から5月頃まではザッーと雨が降り、曇ったり晴れたりを繰り返す日が多いのです。
私はほぼ夏服しか持ってきてなかったので5月はかなり寒い思いをしました。
みんなはレザーのジャケットなどをきている中、帰りの荷物を増やしたくない私は、重ね着をしてみんなに笑われていました。
さて、題名にもあるように、マルタ留学で見つけた私の「異国で幸せの時間の作り方」を紹介します。
まず初めに、朝起きたら入口のドアを開けて空気を入れ替えます。
小鳥が賑やかにパンの切れ端をせがむので、窓の外に固くなったパンを並べます。
そんなたわいのない事が私を幸せにしてくれます♪
コーヒーを入れ飲みながら朝食の用意をします。
チーズやハムも美味しいですが今ちょっとはまっているのがギリシャヨーグルトです♪
ブルーベリーや苺と一緒に頂きます。
いつも特別なご馳走はないのですが、その土地ならではの旬の野菜や果物を頂きます。
そして何より嬉しいのが、外がパリッと中がしっとり小麦の香りがするパンです。ほんの少しのケイ素塩とオリーブオイルが定番です。
小鳥の声を聞きながら、休みの日には朝からヨーロッパの友達に教えてもらったキャンドルを灯します。
ヨーロッパのアパートの天井は高く、照明は日本のようにお部屋全体を明るくしません。
だから老眼の私にはこのキャンドルが欠かせません。
キャンドルは、朝ご飯をとても美味しく見せてくれる上に、心を落ち着かせます。
休みの日の朝食はゆうに1時間半、携帯を片手にコーヒーと紅茶を頂きます。
学校がホリデーの日は、学校に併設されている寮の部屋には誰もいません。みんな朝早くから観光に出かけるからです。
私はしめしめと思いながら鶏手羽とクズ野菜からチキンスープを作り、これをベースに様々な料理に変身させるのを楽しみに、わからなかった授業のおさらいをしています♪
この時間も私にとっては豊かな時間。
こんな気持ちになれるのは、美味しい物を食べれる幸せと、この歳で新しい事を学ぶ幸せなんでしょうか。
こんななんでもないような時間が、私を安らげたり、ご機嫌にしてくれます。
シニア留学は若い人のように、短期間で結果を出さなくても、自分のペースで身体を整え、気持ちも整えて少し先の小さな夢を実現しながら過ごす事が出来るのが幸せです♪
沢山の方のお陰で今こんな事が出来ている事を忘れず。
マルタ滞在も僅か3週間を切りました。
次の準備もしながらまた一週間頑張りたいと思います♪
See You!