ドイツから日本へ コロナ禍での帰国の流れ
目次
- PCR検査
- 検査証明書について
- フランクフルトでのPCR検査
- 入国に必要な書類
- 入国前にインストールが必要なアプリ
- 到着から隔離施設まで
1. PCR検査
1-1. 検査証明書について
2022年1月3日現在、ドイツから日本に入国するには、出国前72時間以内のPCR検査証明書の提出が必要です。
日本のフォーマットを準備するとスムーズですが、検査機関が日本のフォーマットを用意できない場合は、以下の内容が記載されている英語の証明書でも有効だそうです。
- 氏名、パスポート番号、国籍、生年月日、性別
- 検査法、採取検体
- 結果、検体採取日時、結果判明日、検査証明書交付年月日
- 医療機関名、住所、医師名、医療機関印影
所定のフォーマットのダウンロード、詳細はこちらの厚生労働省のサイトをご覧ください。
厚生労働省「検査証明書の提出について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00248.html
1-2. フランクフルトでのPCR検査
今回はフランクフルト市内にあり、シュプラッハカフェからもアクセスがしやすいMedicare Testzentrumで検査を受けてきました。
下記のサイトから予約をすることができます。
<Medicare Testzentrum Frankfurt A.M.>
https://covid-testzentrum.de/frankfurt/
(1) サイトで予約する。(クレジットカードが必要です。)
(2) 予約した日時に検査を受けに行く。5分もかからず、スムーズです。
(3) 24-36時間後にラボから検査結果がメールで送られてくる。
(4) ラボのメールアドレスにパスポートのコピーと、(3)で受け取った結果を添付し、日本のフォーマットが必要な旨を伝える。電話でも可。
(5) 手書きで記入されたフォームがPDFで送られてくる。
※テストセンターとラボは違う場所にあります。(4)ではラボに連絡してください。
2. 入国に必要な書類
- 検査証明書
- 契約書
- 質問票
(質問票は、書類だけではなく、QRコードも必要。下記のページから回答を送信し、QRコードを作成。
<厚生労働省 「水際対策に係る新たな措置について」>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
3. 入国前にインストールが必要なアプリ
- 健康居所確認アプリ(MySOS)
- Google Maps等 位置情報設定・保存
- 接触確認アプリ(COCOA)
下記PDFのQRコードからアプリダウンロード、登録を行います。
<厚生労働省・検疫所・入国者健康確認センター> 「14日間の待機期間中のルール」
https://www.hco.mhlw.go.jp/manual/pdf-jp/detail.pdf
5. 到着から隔離施設まで
関西国際空港に到着してからの流れです。
(1) 陰性証明書 確認
(2) 検査番号 付与
(3) 検体採取
(4) 検温
(5) 必要書類 確認
(6) アプリ 確認
(7) 検査結果 待機
(8) 検査結果 通知
(9) 待機施設への移動
アプリ確認まではとても順調に進みました。しかし、年末だったため帰国者が多く検査の結果が出るまで、3〜4時間待ちました。通常は、40分〜50分で結果が出るそうです。
待機施設は、子ども連れ、家族の方たちが関空付近の待機施設に優先して案内され、単身の方は、関西国際空港からバスで1時間弱の宿泊施設に移動するという感じでした。ホテルに着いたのは入国してから6時間後。かなりの長旅でした。帰国の時期よって、状況が変わってきますが、参考になれば嬉しいです。
シュプラッハカフェの生徒さまが帰国される際、基本的にはご自身で準備を進めていただきますが、不明点がございましたらフランクフルト校、日本人スタッフがサポートいたします。ご安心ください。
もっと気軽に世界を行き来できる日がいち早く戻ってきますように。